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チョコレートが分離する原因と復活方法!牛乳での直し方は?

チョコレートを使ってお菓子作りをするときに「チョコレートが分離してしまった」という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

チョコレートが分離してしまって作り直しするのはもったいないですよね。

分離する原因を知っていれば、分離するのを防ぐことができます。

この記事では分離する原因から分離を防ぐ方法や、もし分離してしまったのであれば、復活させる方法を紹介していきます。

チョコレートが分離してしまったら捨てちゃうしかないの?

分離してしまったチョコレートを元に戻す方法も紹介しますが、まずは分離させないように原因と注意点をみていきましょう!

目次

チョコレートが分離する原因は?

チョコレートを溶かす際に分離してしまう原因は3つあります。

  • チョコレートを溶かす時の温度が高い
  • チョコレートを溶かす時の混ぜるタイミングが悪い
  • チョコレートに水分が混ざってしまう

これらが原因してしまうと、チョコレートは油が浮いてしまい、ツヤもやくぼそぼそとした見た目になってしまいます。

食感はチョコレート特有の滑らかさがなくなり、とても悪くなってしまいます。

そのまま固めるには見た目も悪く、うまく固まらなくなります。

https://twitter.com/hiromarucook/status/1170962297772077056

また、生チョコを作るさい、生クリームを入れて混ぜると分離してしまうことがあります。

これは、チョコレートに混ぜる生クリームの温度が高すぎることが原因です。

分離してしまった生チョコを固めるとぼこぼこしていたり、固めた際に生クリームが白く浮いて固まったりと、見た目が悪くなってしまいます。

チョコレートが分離しない方法は?

チョコレートが分離する原因をふまえて、チョコレートが分離しない方法を紹介します。

チョコレートを溶かす時の温度

湯銭でチョコレートを溶かすときのお湯のベストな温度は50度です。

これはお湯に指を入れても温かいと感じる温度です。

決して指を入れて熱すぎると感じる温度では湯銭しないようにしましょう。

チョコレートを溶かす時の混ぜるタイミング

チョコレートがまだ温まっていない、溶けていない状態で混ぜると、分離する原因になります。

湯銭してすぐに混ぜてしまわず、全体が溶けてきてからゆっくりと混ぜましょう。

チョコレートに水分が混ざってしまう

チョコレートを湯銭するためのボウルやヘラに水が付いていて、分離の原因になってしまうことがあります。

チョコレートを溶かすさいの調理器具の水はしっかりと拭いてから使いましょう。

また、湯煎しているときは水気や水滴が入らないように気をつけましょう。

チョコレートに混ぜる生クリームの温度

チョコレートの混ぜる生クリームの温度は、指をいれて温かいと感じる程度で大丈夫です。

あつあつの生クリームを混ぜると分離してしまうので気をつけてください。

生クリームは一気に入れるのではなく、少しずつ入れてチョコレートとなじませるように混ぜるとうまく混ぜることができます。

チョコレートは溶かす際の温度や、混ぜるタイミングで分離が起こってしまいます。

原因をおさえて、分離しないように気を付けましょう。

分離したチョコレートを復活する方法がある!?

チョコレートが分離してしまった場合、諦める場合に試して頂きたい復活方法を紹介します。

100%元通りのツヤや食感に戻すことは難しいですが、捨ててしまうのはもったいないですし、参考にしてみてください。

牛乳または生クリームで復活

生チョコレートが分離してしまった場合、牛乳や生クリームで復活させて方法をご紹介します。

  • もう一度分離したチョコレートを50度のお湯で湯銭して溶かします。
  • 溶かしたチョコレートに沸騰直前まで温めた牛乳または生クリームを大さじ1~2杯ほど、少しずつ入れて混ぜます。
  • ツヤが戻ってきたら冷蔵庫で冷やします。

沸騰直前まで温めた牛乳(生クリーム)とは、鍋のふちに小さな泡ができ始めたころあいです。

大きな泡が出て、沸騰しないようにしましょう。
また、牛乳(生クリーム)は耐熱容器に入れて、レンジ500W~600Wで10秒ほど温めたものを使ってもOKです。

レンジで温める

牛乳や生クリームがないという方にはレンジで復活させる方法があります。

  • 分離したチョコレートを耐熱容器に入れて、レンジ500~600Wで10秒ほど温めます。
  • 温めたチョコレートを丁寧に混ぜます。
  • 冷めたところで更にレンジで温める、混ぜながら冷ますを繰り返し、チョコレートにツヤが戻ってきたら完成です。

新しいチョコレートを混ぜる

まだ新しいチョコレートが残っている、という方は分離したチョコレートと新しいチョコレートを混ぜ合わせるという方法があります。

しかし、この方法はツヤや食感が悪くなってしまいますので、使用する用途によって試してみてください。

  • 分離したチョコレートと新しいチョコレートをそれぞれ50度のお湯で湯銭し、溶かします。
  • 新しいチョコレートに分離したチョコレートを混ぜていき、馴染ませれば、冷蔵庫で冷やして固めることができます。

アレンジをして使う

復活方法ではありませんが、分離したチョコレートに牛乳を加えてホットチョコレートを作ることができます。

また、ツヤ感や食感が気にならないブラウニーやクッキーに使うこともできます。

生チョコレートやガナッシュなどチョコレートのツヤや食感が重要になるお菓子には使えないですが、違うお菓子にアレンジしてうまく使ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

チョコレートの分離の原因は、チョコレートや生クリームの温度管理、混ぜるタイミングなどにあります。

分離の原因が分かれば溶かすさいに、気を付けることもできます。

また、分離してしまった場合でも復活させる方法もいくつかありますので、諦めず挑戦してみてくださいね。

分離したチョコレートの復活方法も意外と簡単!

分離させないに越したことはないけど、分離した場合も落ち着いてこの記事の方法を試してみてくださいね!

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