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琥珀糖が固まらないときの対処法は?早い乾燥方法・ほこり対策も調査!

とっても簡単で、キラキラした宝石のような琥珀糖ですが、「カリカリにならない……」などうまく固まらなかったことがありませんか?

何回か作ったことのある人は、もう経験してるかもしれませんね。

固まらない原因は、砂糖だったり水分の加減だったり……そして対処法もあるんです。

これから作ろうとしている人、今作ってる人は必見です!

固まらないと悩んでいる方、とっておきの対処法があるので確認してみてくださいね。

食べられる宝石がキラキラ素敵だから3日前に作ってみたけど、なかなか固まらなくて困っているんだよ。

キューちゃん、よくあることなんだよ。
よく煮つめたかな?
いくつかのポイントがあるから、いっしょにやってみようね。

目次

琥珀糖が固まらない原因は?

琥珀糖を作っている時にいくら待っても固まらない……なんてことありますよね。

そのおもな原因は砂糖と水分と環境なんです。

外はカリカリ、中はモチモチの食感が本当にクセになる琥珀糖なので、見た目だけではなく食感も大切にしていきたいですね。

いくつかの原因をあげてみたので見ていきましょう。

砂糖の問題

琥珀糖にはたくさんの砂糖をいれます。

そして琥珀糖は寒天が固まり、そのまま数日かわかすと外はカリカリなかはモチモチになります。

ところが砂糖の量や入れ方を間違えてしまうとカリカリ感がなかなかでてこないのです。

ここでは砂糖が原因で琥珀糖が固まらなくなってしまった要因を砂糖の量と砂糖と寒天の混ぜ方にわけて解説しますね。

砂糖の量

どのレシピをみても、かなりの量の上白糖やグラニュー糖を使いますが、この量にびっくりする人も多いかもしれません。

ところが砂糖は、たりないと結晶化せずなかなかカリカリとした食感が出てきません。

砂糖の量がポイントなんですよ!

そして上白糖よりグラニュー糖を使ったほうが砂糖の結晶になりやすいし甘みもさっぱりしています!

レシピにある砂糖の量を守って作りましょう。

砂糖の入れるタイミング

そしてもうひとつ、砂糖の入れるタイミングです。

粉寒天のときはそんなに気にしなくて大丈夫ですが、糸寒天や棒寒天のときには砂糖を鍋に入れる時に気を付けなければならないことがあります。

それは先に寒天をきれいに透明になるまで溶かしてから砂糖をいれないといけないということです。

私は糸寒天を水にひたし一晩おくところまでは良かったのですが、お鍋に入れて煮込むときに、なんと糸寒天と砂糖を一緒に入れてしまいました。

これは寒天も溶けきれず、本当にひどい失敗でした。

特に糸寒天や棒寒天は溶けきるのに時間がかかります。

鍋をよく見て寒天がきれいに透明になったか確認しましょう。

そしてもっときれいに輝かすためには、できた寒天液を濾(こ)しましょう。

琥珀糖を作るときに糸寒天や棒寒天は下準備が面倒ですが、粉寒天より透明にできるのでぜひ挑戦してみてくださいね。

水分の問題

もうひとつの原因として水分量が考えられます。

水分の量に気を付けなくてはならないときが、寒天液を煮つめるときとシロップや食紅と混ぜるときです

煮つめ不足

琥珀糖を作る手順に寒天を溶かしたあと砂糖を入れて煮るところがあります。

よくレシピには、「糸が引くくらいまで煮込みましょう」と書いてあります。

この煮込みがたりないと水分が多くて結晶になりにくくなります。

糸が引くくらいとは、スプーンや箸ですくってみると少しづつ、したたり落ちる感じがおそくなったり、鍋のまわりをこすると本当にクモの糸みたいにくっついてくる感じです。

なかなか言葉では難しいですが、ぜひご自分の感覚で確認してみてくださいね。

色をつける時の混ぜ方や水分量

もうひとつは、できた寒天液に食紅など色を付けるときの失敗です。

色を付けるための食紅やシロップなど水分の多いものを混ぜる時に、良くかき混ぜなかったり、固まりかけている寒天液とうまく混ざらず水分だけ残ってベタベタしてしまうことがあります。

もともとの寒天液に入れて少し煮込むか、食紅など後から入れるときはタッパーなどに流しこむ前に、少量の水で溶いて先に入れておきましょう。

室温か湿度の問題

そのほかに、室温が高すぎたり低すぎたりする場合や、湿度が高すぎる場合に固まらないことがあります。

冬など寒い場合はヒーターをつけたり、湿度が高いときにはクーラーや扇風機をつけて風通しをよくしましょう。

固まらないときの早見表

下に琥珀糖が固まらなかった時の原因、また固めるための方法についてまとめてみたので参考にしてくださいね。

固まらない原因固まらない要因固めるための方法
砂糖の問題砂糖の量少なすぎるレシピどおりの量を入れる
砂糖の入れるタイミング砂糖を早く入れすぎる完全に寒天が溶けてから入れる
水量の問題煮詰め不足全体の水分量が多い糸を引くまで煮詰める
混ぜ方(食紅やシロップと)色付け用の水分が多い色付け用の水分を減らす
環境の問題温度・湿度温度が高い・湿度が高い扇風機やエアコンを使う

琥珀糖が固まらない時の対処法は?

「琥珀糖をせっかく作ったのに、固まらなくて失敗!」とがっかりしている方、まだまだあきらめてはいけません。

いくつかの対処法があるので紹介しますね。

水分が多すぎの場合

水分が多すぎてベタベタしてしまったときは、そのまま放置しましょう。

3日かけて固まるところを6日かかるかもしれません。

そのときは、風通しをよくして、できれば温度もあまり高くないほうがいいですね。

水気が多いときはふき取って冷蔵庫にいれたりしてもいいでしょう。

また、ときどき上下をひっくり返すことも必要かもしれません。

インスタにも、乾燥のことがよく書かれています。

砂糖が足りない場合

砂糖の量が足りなかった場合、とってもいい方法があるんです。

それはザラメやグラニュー糖を、まぶすといいみたいです。

結晶にならない琥珀糖にグラニュー糖をまぶすとだんだん結晶化してきます。

なんだか不思議な気がしますね。

足りなかった砂糖をたすことで、結晶化がすすむみたいです。

小さな固まりは砂糖の量が少ないので、いくつかにまとめるといいみたいですよ!

砂糖をまぶしたインスタを見つけたので下に紹介しますね。

琥珀糖の乾燥場所は?

「琥珀糖がうまくいったかどうか」は乾燥にかかっているといえます。

できたてのキラキラした宝石みたいな琥珀糖にまず感動しますよね。

さらに乾燥させてできた「外はカリカリ中はモチモチ」の琥珀糖は食感がクセになります。

ここでは乾燥させるための場所とほこり対策についても紹介しますね

乾燥させる良い環境はどんな所?

乾燥させるには、風通しがいいことが一番です。

部屋が密閉していたり風通しがよくなかったら、扇風機を回したりエアコンをつけるなど工夫するといいと思います。

冬の場合は温度が低すぎても良くないので、ヒーターを付けるのもいいですね。

風通しをよくするため、夏は扇風機やエアコンを、冬はヒーターをつけましょう!

ほこり対策

風通しを良くするためにあまり密閉しないほうが良いといいましたが、今度はほこりが気になりますよね?

ほこりが気になる方はフードカバーをするのもおススメです。

いわゆる食べ物用の蚊帳(かや)です。

いまでは、あまり使わなくなったかもしれませんが、ネットでも売っているので使ってみてくださいね。

また、野菜を干すためのネットも使えるかもしれません。

さらにザルでかくすのもいいかもしれません。

間違っても、ラップでおおうのはやめてくださいね。

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琥珀糖を早く乾かす方法は?

自然乾燥で3日から7日くらいかかる琥珀糖ですが、もっと早く乾かしたいという方にいくつかの方法をお伝えしたいと思います。

また夏や梅雨時などは、10日もかかることもあるみたいなのでここでお伝えする裏技をつかってみるといいかもしれません。

グラニュー糖をまぶす

先ほど「固まらない」のところでもお伝えしましたが、グラニュー糖をまぶすと結晶化を早める作用があります。

1日たつと、だんだんつぶが吸収されていくようになり固くなってきます。

普通にできた琥珀糖にグラニュー糖をまぶしても乾燥化を早めることになりますね。

冷蔵庫で冷やす

早く乾燥させることが、琥珀糖をうまく完成させるために必要なことはなんとなくわかってきたと思います。

そこでもう一つの方法として「冷蔵庫で冷やす」ことがあります。

寒天液ができてタッパーなどに流し粗熱をとってから冷蔵庫にいれるとしっかりと固まります。

型抜きなどをする場合には、固さを確認してくださいね。

ドライヤーを使う

高温だと溶けてしまう琥珀糖ですが、40℃くらいまでなら大丈夫なので、熱風乾燥をして乾かすという手もあります。

食品乾燥機があれば温度設定をしてできますが、家にあるドライヤーでも温度に気を付けて乾燥させられそうですね。

下に早く乾かす方法をまとめてみました。

やりやすい方法で試してみてくださいね。

琥珀糖を早く乾かす方法
  • グラニュー糖をまぶして結晶化をはやくする
  • 粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす
  • 40℃くらいのドライヤーで乾かす

まとめ

琥珀糖を作るときにありがちな失敗や疑問について解説しました。

先に押さえるポイントを、わかった上で作ると失敗せずに作れると思います!

下にまとめたので参考にしてみてください!

まとめ

  • 琥珀糖を作るときには、寒天液を糸が引くまでよく煮込みましょう。
  • 色をつける食紅などの水分は最小限にしましょう。
  • 温度や湿度が高いときはエアコンや扇風機を使って風通しをよくしましょう。
  • グラニュー糖をできた琥珀糖にまぶすと結晶化が早くなり固まらないときにも効果があります。
  • 40℃くらいまでの温度ならドライヤーでも乾かすことができます。

失敗しないためのポイントを押さえて、キラキラ素敵な琥珀糖作りを楽しみましょう!

うまくできたら綺麗にラッピングして、だれかにプレゼントしてもいいですね。

固まらなかったら、慌てないでよく乾かしたりグラニュー糖をまぶすといいんだね。

それとね、寒天液を糸が引くまで煮詰めることも大切なんだよね。
煮詰めすぎても固くなってしまうから、よくお鍋を見て作ろうね。

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