野菜ジュースの定番といえばトマトジュースですよね。
健康のために野菜ジュースの摂取を目標にすることもありますが、実はトマトジュースも量を間違えると身体に害があることをご存知でしょうか?
トマトジュースが飲みすぎになるのはどこからでしょうか?
トマトジュースと健康について、徹底調査しました。
トマトジュースを健康のために毎日たくさん飲んでいるよ!
なんでも飲みすぎはよくないと言われるよね。トマトジュースも飲みすぎたらダメなものだから気を付けるのよ。
トマトジュースは飲みすぎると害があるの?
健康や美肌に効果があると言われ人気のトマトジュースですが、飲みすぎてしまうと健康に害が出てしまうことを知っていますか?
もしトマトジュースをたくさん飲んだ後に、下痢やむくみ、吐き気など、このような症状がでたらトマトジュースの飲みすぎが原因かもしれません。
トマトジュースの飲み過ぎによって起こる症状を順に紹介していきます。
便への害
トマトジュースを多く飲みすぎると、下痢になってしまうことがあります。
これはトマトが含むカリウムという栄養素が体内で過剰となってしまったために、身体が過剰なカリウムを外に排出しようとして起こる現象です。
塩分面での害
トマトジュースには飲みやすくする加工で、トマトに塩分が追加されていることがあります。
有塩のトマトジュースは、平均するとコップ1杯(250g)で2gの塩が含まれていることがあります。
塩が加えられているトマトジュースをコップ1杯飲むとトマトジュースだけで、1日当たり摂取可能な塩分量の半分程度になってしまいます。
時にはトマトジュース2杯で塩分の摂取量を越えてしまうこともあります。
トマトジュースを飲む際には、有塩タイプか、無塩タイプか注意することが必要です。
糖尿病の人の場合の害
トマトに含まれるリコピンが糖尿病に良い影響をもたらすかもしれないという良いニュースがある一方で、トマトジュースは糖尿病の人に害を与えてしまう危険性があります。
トマトジュースは飲みやすくするために、塩分や糖分を加えていることがあり、一般的に市販されているものには塩分と糖分が加えられています。
またトマト自体がもつ糖質もあることから、糖尿病の人がトマトジュースを飲む際には塩分や糖分の過剰摂取とならないよう十分に注意が必要です。
そのため糖尿病の人はトマトジュースを常用する前に、必ず医者に相談をしてから行うようにしましょう。
血圧への害
トマトジュースには有塩と無塩のものがありますが、飲みやすくするために有塩のトマトジュースが多く市販されています。
1日の摂取量を越える塩分をトマトジュースから摂取してしまい、健康のために飲み始めたはずのトマトジュースが高血圧の原因になってしまうかもしれません。
トマトジュースの飲み過ぎの目安は?
トマトジュースの飲みすぎによる健康への害があることを知りましたが、飲みすぎとはいったいどのぐらい飲んだら飲みすぎになるのでしょうか。
またトマトジュースには有塩と無塩がありますが、無塩でも起こる身体への害もあります。
無塩だから害はない、私には関係ないと思わずに、トマトジュースの飲み過ぎによって発生する健康への害を確認していきましょう。
飲みすぎ時の体のサインとは?無塩の場合
塩分が入っていないトマトジュースのときには、トマトに含まれている栄養素の過剰摂取が原因の飲みすぎサインが現れます。
飲みすぎのサイン(塩分なしトマトジュース)
- リコピン:肌が黄色くなることがあります。
- カリウム:吐き気、身体のしびれがでることがあります。
- ペクチン:下痢になることがあります。
飲みすぎ時の体のサインとは?有塩の場合
トマトジュースに塩分や糖分が追加されて飲みやすいように加工されている場合は、トマトの過剰摂取よりも塩分や糖分の過剰摂取の恐れがあります。
塩分表記をよく見て、1日8g(厚生労働省基準)より多くとらないようにしましょう。
身体にむくみがでてきたら、塩分の取りすぎです。
糖尿病や血圧に不安がある人の場合
市販されているトマトジュースには飲みやすくするために、塩分や糖分が加えられています。
そのため、塩分や糖分の1日あたりの目安量を越えないように注意が必要です。
また無塩のトマトジュースでも、トマトそのものに含まれる糖質が多いため、注意が必要となります。
糖尿病の人や、血圧に不安がある人がトマトジュースにを常飲したい場合は必ず医師に相談しましょう。
まとめ
健康や美容のためによいことをしようと思って飲んだトマトジュースで健康を害さないように、飲みすぎには十分に気を付けましょう。
どんなものも飲みすぎは身体によくありません。
トマトジュースをたくさん飲んだらいいと思ってた……。
どんなものも適量を飲むから身体によいことがあるのよ。それを十分に注意しないとね!