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とうもろこしの栄養は缶詰でも同じ?分類は穀物?レンジでの食べ方も紹介!

日本の夏野菜といえば、とうもろこし。
そして、年中いつでも食べられるのが魅力のコーン缶ですが、

「とうもろこしって缶詰でも栄養あるの?
「添加物いっぱい入ってそうだけど、妊娠中は食べても大丈夫?
「とうもろこしをレンジで手軽に食べたい

と思ったことはありませんか?

この記事では、とうもろこしについて缶詰の栄養素や野菜と穀物の分類の違い、妊娠中の方にもおすすめできる理由やレンジで簡単とうもろこしご飯のレシピもご紹介します。

目次

とうもろこしに含まれる栄養素は?

とうもろこしに含まれる栄養素は以下の通りです。

POINT
  • 炭水化物
  • 脂肪酸
  • アミノ酸
  • ビタミン類
  • ミネラル類
  • 食物繊維

とうもろこしの主要な栄養素は、炭水化物、糖質です。

その他に必須脂肪酸でもあるリノール酸は、血圧を下げる作用や中性脂肪の減少に効果があります。動脈硬化や心筋梗塞の予防に役立つとされています。

とうもろこしには、妊娠中の便秘薬として処方されることもあるマグネシウムを多く含みます。
マグネシウムは、体内の水分を吸収し腸に集め、便をやわらかくする特徴があり、また内容物を膨張させ腸内を刺激することで排便を促す作用があります。

マグネシウムに似た効能をもつ、食物繊維の一種であるセルロースは不溶性食物繊維といって、水分を吸収し膨らんで腸を刺激し排便作用を促します。さらに、腸内の毒素も一緒に排出してくれるので腸がきれいになります。

葉酸は、妊娠初期に起こる胎児の脳や脊髄の障害といわれる、神経管閉鎖障害の発症リスクを下げる効果があります。

カリウムは、利尿作用が高く不要な塩分や老廃物を排出することで、高血圧やむくみ予防に効果があります。

生とうもろこしに比べ、缶詰の調味液には塩を使っている為、ナトリウムが多めです。妊娠中の塩分取りすぎは危険なので、食塩無添加のものがおすすめになります。

とうもろこしの栄養は缶詰からも摂取できる?

生とうもろこしも缶詰も栄養差は特にありません。

とうもろこしは、とれたてが一番栄養価が高く、時間が経てば鮮度も落ちます。

収穫から1日経つ頃には、栄養素は半減しているそうです。

 

それに比べ、缶詰の保存技術は大変優れています。

例えば、とうもろこしの栄養素は水溶性が多く茹でたりすると水分に溶けて流れ出てしまいます。

ところが、缶詰には調味液という水を使用しているにも関わらず、栄養はそのままにいつでも美味しく食べることができます。

生とうもろこしと缶詰の一番の違いは、缶詰の調味液には塩が多く使われているので、ナトリウムが少し多めになります。

しかしながら、今では食塩無添加の缶詰も販売しているのでさほど気にはならないのではと思います。

とうもろこしの分類は野菜?穀物?

とうもろこしはカヤツリグサ目イネ科トウモロコシ属の植物です。

イネ科といえば、米のイメージが大きいですが、とうもろこしもイネ科の仲間なのです。

とうもろこしは、野菜と穀物どちらに分類されるのでしょうか?

とうもろこしの「未熟種子」と「完熟種子」の違い

私たちが普段から口にしている茹でたとうもろこしや、焼いたとうもろこし、缶詰等はスイートコーンといわれる品種の未熟種子を使っています。

要は、生食用に適したとうもろこしを未熟種子といい、日本では栄養価が高い夏野菜と定義されています。

未熟種子に対して、完熟したとうもろこしは固く、生食には不向きとされており、完熟種子は加工したもの使っていることがほとんどです。

 

例として、ポップコーンは爆裂種という品種で完熟種子を使用します。

メキシコの伝統料理であるトルティーヤの原材料はとうもろこし粉で、これはとうもろこしの完熟種子をすり潰し、粉にしたものです。

またメキシコの他にも、とうもろこしを主食とした国は多く、用途は食用以外にも家畜の飼料などとしても多く扱われています。

そのことから世界三大穀物といわれる多くのとうもろこしは、完熟種子のとうもろこしといえます。

とうもろこしのレンジでの簡単な食べ方

ご飯に、おやつに人気のとうもろこしですが、茹でたり、焼いたりと少し手間がかかるのが難点なところだったりします。

しかも、とうもろこしに含まれる栄養素は水溶性のものが多いため、茹でたりすると水分に溶けだしてしまいます。

 

そこでとうもろこしの栄養を一番効率よく摂取でき、レンジで簡単なとうもろこしの食べ方を2種類と、妊娠中のむくみ解消に栄養満点とうもろこしご飯の作り方をご紹介します。

ますはとうもろこしの加熱のしかた2種類をご紹介します。

POINT
  • 薄皮を残しそのままレンジで加熱する
  • ラップで包んででレンジで加熱する

薄皮を残しそのままレンジで加熱する方法

「スルッと抜ける瞬間が気持ちいい」
もし皮付きのとうもろこしが手に入ったら、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
POINT
  1. 一番外側の皮は厚く火を通すのに時間がかかるので、外側の皮はむいておきます。
  2. レンジで500/600Wで5分ほど加熱します。(これで大体火は通りますが、足りないようでしたら30秒ごとに追加で加熱してみてください。)
  3. とうもろこしの根元を切り落とします。(簡単に皮が取れます。)

※薄皮がラップの代わりになるので、ラップで包む必要はありません。

ラップでくるんでレンジで加熱する方法

皮なしのとうもろこしはラップで包んで、先ほどと同じくレンジで500/600Wで5分ほど加熱してできあがりです。

栄養満点とうもろこしご飯の作り方

妊娠中の方や、お子様の栄養補給にオススメのご飯です!!
POINT
  1. ご飯200グラムと、とうもろこし(火を通してあるもの)、または缶詰であれば食塩無添加のものを用意します。
  2. ご飯にとうもろこしをのせ塩を少しかけて混ぜてできあがりです。

※冷凍コーンを使用する場合は、ごはんの上に冷凍とうもろこしをのせレンジで500/600W2分ほど加熱してください。

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