生クリームは一度開封してしまうと2、3日で使い切らなくてはいけません。
ですが、生クリームは冷凍すると2~3週間保存することができます。
さらに、小分けにして冷凍保存するば、コーヒー用の生クリームとしてストックすることができます。
生クリームは少しだけ使うとなると、大量にあまってしまいます。
ほかの料理に使用する機会がないと、破棄するしかなくなり、もったいないですよね。
ですので、ぜひ冷凍保存の方法を知っておきたいですね。
この記事では生クリームの冷凍方法や注意点をご紹介いたします。
生クリームは冷凍できる?
生クリームは冷凍保存が可能です。
液体をそのまま冷凍保存する方法と、ホイップをしてから冷凍冷凍する方法があります。
冷凍したホイップ生クリームの特徴
ホイップの状態で冷凍保存をした場合、解凍してからも泡立てた状態で使用することができます。
ホイップクリームに砂糖を入れて冷凍保存した場合、解凍した後も見た目がなめらかです。
お菓子に添えたり、コーヒーに浮かべたりできます。
しかし、砂糖を加えずに冷凍保存した場合、見た目も食感もぼそぼそになってしまいます。
スープなど加熱処理をする料理に使用することをおすすめします。
冷凍した液体生クリームの特徴
生クリームを液体のまま冷凍保存した場合、脂肪と水分が分離してしまうため、泡立てることができません。
液体をそのまま冷凍したものを使うときは、解凍したあとは液体のまま使える料理などに使用しましょう。
液体のまま冷凍保存し生クリームは用途が限られてきます。
しかし、コーヒーに入れるための生クリームの保存には大変便利ですので、小分けにして冷凍保存する方法をご紹介していきます。
コーヒーには小分け生クリームが便利!
生クリームが大量にあまった場合は、そのままフリーザーバッグや、タッパーに入れて保存することができます。
ですが、コーヒー用に使用したり、少しずつ使いたい場合は、小分けにしておくのが便利です。
ホイップにしたものだと少量ずつラップで包んで冷凍する方法も簡単にできます。
朝ごはんはパンケーキ 生クリームがあまるとスプーンいっぱい分ずつラップに小分けして冷凍しておいて、ココアに入れたりかぼちゃスープに入れたりして使う それにしてもラップにくるまれた生クリームかわいすぎない…?思わず写真撮っちゃうくらいかわいい pic.twitter.com/eHyuEPvAhR
— すなん (@sun_anne) September 8, 2019
液体の生クリームとホイップの生クリーム、両方におすすめなのが、シリコントレーや製氷皿を利用する方法です。
液体だとひとつずつラップでくるむのは難しいので、シリコントレーや製氷皿を使うのが簡単です。
冷凍生クリームの保存期間は?
生クリームを開封した場合、冷蔵庫で保存すると、保存期間は2、3日と大変短いです。
しかし、冷凍した生クリームの場合、2~3週間の保存が可能です。
生クリームの冷凍保存方法を紹介しているレシピの中には1か月と書かれているものもありますが、風味が落ちてしまったり、衛生面を考えると、やはり2、3週間で使いきるのが良いです。
また、生クリームのパッケージを開封してすぐ冷凍保存した場合は3週間ほど保存できますが、開封して時間がたったものは冷凍保存しても早めに使いきるようにしましょう。
冷凍生クリームの解凍方法は?
冷凍保存した生クリームを解凍する場合は、液体とホイップどちらも冷蔵庫に移して解凍します。
常温で自然解凍してしまうと、雑菌の繁殖の原因となってしまいますので冷蔵庫で解凍しましょう。
ホイップ状の生クリームを解凍する場合
ホイップ状で保存したものを常温で解凍した場合、どろどろになってしまう事があります。
ですので、冷凍生クリームを解凍するときは冷蔵庫でゆっくりと解凍していきます。
解凍時間の目安ですが、ホイップクリームは2~3時間です。
[alert title=”注意”]
解凍する温度が低いと常温解凍と同じく、どろどろになってしまいます。
冷蔵庫でも比較的温度の低いチルド室の近くで解凍するようにしましょう。
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液体の生クリームを解凍する場合
液体をそのまま冷凍したものを解凍する場合、ホイップよりもさらにゆっくり、冷蔵庫で4~5時間かけて解凍していきます。
スープやシチューなどの加熱する料理に使う場合は、冷蔵庫で解凍せずにそのまま料理に入れて使う事ができます。
まとめ
生クリームはホイップにしたものや、液体をそのまま冷凍することも可能です。
また、小分けに冷凍することで、コーヒーに入れたり、少しずつ使う事もできます。
解凍する際は常温ではなく、冷蔵庫で解凍するればいつでも使えます。
解凍後の用途にあわせて、余った生クリームを冷凍する方法を参考にしてみてくださいね。