セージはハーブの一種で、洋風の肉料理や魚料理に使われていますが、ハーブティーにすると良い効果もあるんですよ!
セージはとてもフレッシュな香りと味が特徴で、喉にも良いと言われています。
セージは昔から薬の代わりに使われる事が多かったため、少し飲みにくいと感じる方もいらっしゃいます。
そんな方は、他のハーブとブレンドをしたり、アレンジする事で飲みやすくなるんですね。
また、ハーブによって癒されたりリラックスできる事で、精神面のリラックス効果も期待できちゃうんです。
しかし、妊娠中のかたはセージティーを飲んでも良いの?などの疑問の声もあるようです。
それも含めて、フレッシュハーブを使ったお茶の味や入れ方、ブレンドの仕方などを紹介していきます。
セージを使ったフレッシュハーブティーの作り方!
フレッシュハーブティーは爽やかな香りがして、爽やかに飲めるのですが、作り方の前にセージについて、少しお伝えします。
セージは香辛料としてや、民間の薬として長い間親しまれて、古代では「寿命を延ばす薬」といった事もあり、とても貴重だったようです。
しかし飲める種類は限られているようで、飲んではいけない物もある様です。
セージと呼ばれるものは沢山の種類があり、食用となる物はコモンセージまたはガーデンセージとも呼ばれています。
それ以外にリラクゼーション用、観賞用のセージもありますので間違えないようにして下さいね!
フレッシュハーブティーの作り方!
ハーブにはフレッシュ(なま)まま使うと、乾燥させて使うの2種類があります。
今回は、フレッシュハーブティーの入れ方についてお伝えします。
準備するものの紹介
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- カップまたはポット
- フレッシュセージ…1人前2枚~3枚
- 熱湯…150cc~200cc
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作り方
- フレッシュはハーブをきれいに洗い、水けをきっておく。
- コップ又はポットにいて人数分の熱湯を注ぐ。
- 5分~8分蓋をしたままムラして、葉っを引き上げる。
作り方は至って簡単。これはどのハーブティーにも応用はできますよ!
葉の枚数は1人枚2~3枚、熱湯も150cc~200ccを目安に!
「蓋をして蒸らす!」これが重要!
セージハーブティーの味は?
セージハーブティの味、「独特で飲みにくい!」と書いてある事を時々見ますが、個人的にはいなかなか行けると思います。
味としては香辛料なので、タイム近いでしょうか。
とても清涼感のある味で、飲んだ後はすっきりします。
肉料理の後、口直しに飲むのに、レモン汁などを合わせると良いですね!
セージには「ツジョン」呼ばれるメントールのような香りがあり、水に溶けにくく、油などには良く溶けるようです。
このメントールの香りが、独特な香りを出しているようですが、この葉を数kg食べると麻酔作用、嘔吐、幻覚、錯乱、ケイレンなどの症状があるようです。
少しの分量をハーブで楽しむには、全く問題はありませんので、楽しんでもらって大丈夫ですよ。
セージとブレンド・アレンジすると相性の良いものは?
セージだけの味を楽しむこともできますが、それが飽きてきた時や気分転換にほかの物が飲みたい時、またブレンドやアレンジする事で飲みやすくなります。
簡単には、甘みを加える、他のお茶と合わせる、炭酸水などと合わせるが一番ポピュラーな、アレンジの仕方だと思います。
では、詳しく紹介ていきましょう。
甘みを加える!
蜂蜜、メープルシロップ、オリゴ糖など甘みを少し加える事で、断然飲みやすなります。
しかし生活習慣病やダイエットしているのよ!と言った方は我慢するのをお勧めします。
レモンを加えるとスッキリするのですが、レモンだけでなく、柑橘系柚子・スダチ・ライムなども少しであれば加えても良いと思います。
酸味を加える事で味に幅が出ますので、ベルガモット、アールグレーが嫌いでなければお勧めです。
紅茶・ほうじ茶と合わせる!
紅茶・ほうじ茶などと合わせる事で、飲みやすくなりハーブティーが身近に感じます。
ハーブティーと聞くとハードルが高いと感じてしまいがちですが、紅茶やほうじ茶にハーブを数枚落とすだけでいつもと違った飲みかたが見つかります。
紅茶専門店ルピシアでもお花が入ったもの、ドライフルーツが入ったものなど、とても臭いが良く、臭いにつられて飲むと甘くないって事もあります。
市販の炭酸ソーダーを使って!
炭酸水やサイダー、ジンジャーエールなどと一緒に割る事で、簡単な夏の飲み物ができます。
サイダーで割ると甘みも入っており、だれでも飲みやすい飲み物に変身です。
セージだけでなく、レモン汁やペーパーミントなども加えるとまた違った味わいになります。
セージのハーブティの効能は?
セージは薬効に優れているため、様々な効能があるようです。
セージ自体の効能としては免疫を助ける薬草として、ポリフェノールが多く抗酸化作用が特徴の一つと言えます。
古代アラビアでは「セージを植えているものがどうして死ぬことができようか」と言った言葉もあるほど、薬効に優れているようです。
では、沢山ある効能を紹介しましょう。
効能
効能はたくあさんあり、一口では言えないた書き出してみました。
- 抗菌、抗炎症、抗ウイールス作用
- 寝汗を抑える、発汗抑制作用
- 生理不順の改善、更年期の症状緩和
- 母乳の分泌抑制
- 神経系の強壮薬
- 抗酸化作用
- 抗アレルギー作用
- 糖代謝抑制作用
- アルツハイマー病の改善効果
ハーブティーは1種類でも良いのですが、合わせる事でさらに効能が高まる事もあります。
1種類より他の種類が加わる事で臭いも豊かに、味も良くなりますが、2~3種類程度のしておいた方が、味が複雑になり過ぎず美味しく飲めますよ!
他のハーブとのコラボを効能別に紹介!
更年期、生理不順・熱っぽい⇒セージ+ジャーマンカモミール
元気がない⇒セージ+ローズ
頭をスッキリ・不眠・頭痛⇒セージ
ダイエット⇒セージ+レモン
老化防止⇒セージ+ローズマリー
セージは妊娠中でも飲んでいいの?
セージの薬効の中に「妊娠中方、高血圧の人てんかんのある人、発熱時の子供は避けたほうが良いでしょう」と書かれた所がありました。
セージには子宮収縮作用(早産や流産の危険性)があると言われています。
しかし1杯・2杯/週で、大量に取らなければ大丈夫です。
しかし、妊娠中の方は、色々な事に敏感になっているので、できればリスクを避けたい所ですので、飲まない選択もありですよ。
ハーブは医薬品ではありませんので、飲めば即効性があって効くと言う物ではありません。
1回飲んだからと言って変わるわけでは無いのですが、毎日飲み続ける事で体調の変化などが現れる様になります。
何とにも「良い作用」と、「害になる作用」と言われるものがありますので、あくまでも自分の判断で使用する事が大切です。
怪しい時には飲まない、妊娠初期は大切な時ですので避けておく、中期から後期にかけて気分転換に1杯程度時々飲むのであれば良いのではないでしょうか。
まとめ
セージの効能は抗炎症、不眠改善、腹痛など多岐にわたって効能がある事がわかりました。
医者泣かせ的な側面もあるようですね。
そのフレッシュな葉をハーブティーにして飲むには、2~3枚の葉に熱湯を注入れ蓋をして蒸す事が香りを逃さず良い方法です。
ストレートでも良いのですが、紅茶やほうじ茶、レモンやソーダー水などとブレンドをしてたり、蜂蜜や甘みシロップを足す事で飲みやすくなります。
また他のハーブとブレンドをする事で、効能が高まったり、妊娠中の方で中期から後期であれば少しなら飲んでも大丈夫なようです。
あくまで自己判断になりますので、気になる方は飲まないのが良いですよね。