片栗粉でお菓子を簡単に作ろう!レンジ・フライパン・トースターでのクッキーを紹介!
食品庫の片隅に片栗粉がいつまでも残っている、これ何かに使えないのかなと思うことありますよね!
片栗粉はとろみを付ける、もちの打ち粉に使うくらいしか思い浮かびませんでした。
もっと他にi良い使い方は無いのか、と調べてみました。
すると、お菓子に使っているのを発見!それも、何と焼き菓子にしているのです。
片栗粉を使って焼き菓子?そんなのできるの?と半信半疑!
意外と簡単に、作れることがわかりました。
それでは片栗粉を使って、簡単にできるお菓子やクッキーの作り方、小麦粉と片栗粉の違い、火を使わなくてもできるお菓子、合わせて、器具はフライパン・トースター・レンジを使って簡単にできる方法も紹介していきます。
本当よ!小麦粉を使わないで、できるレシピもあるので、紹介するわね!
目次
片栗粉でお菓子が作れるの?
片栗粉から作れるお菓子の代表はワラビ餅、水まんじゅうなどがありますよね。
これ以外にもクッキー、牛乳もち、蒸しパン、苺大福などが作れるようです。
こんなに、作れるとは少し意外でしたね。
まず、小麦粉と片栗粉はどこが違うのか、調べてみました。
小麦粉と片栗粉の違いについて!
大きな違いは、含まれているタンパク質の量にあります。
小麦粉は小麦から、片栗粉はじゃが芋からできると言うことです。
小麦粉にも産地や種類があり、それぞれが特色を持っていますが、仲間なのでじゃが芋ほどの違いはありません。
またじゃが芋も種類は色々ありますが、「ムサマル」と言った品種が、加工デンプンように使われているようです。
それでは特徴を見ていきましょう!
小麦粉
- 小麦を挽いて作った粉で、主に主食に使われることが多く、6種類に分かれいます。
- 種類は強力粉、中力粉、薄力粉、浮き粉、全粒粉、セモリナ粉があります。
- 小麦粉の性質、使用する部分、挽き方によって分けられています。
- 特徴はグルテンの分量によって分けられており、強力粉はパン、中力粉はうどん・お好み焼き、薄力粉は菓子・天ぷらなどに向いています。
- タンパク質「グリアジン・グルテニン」は水を吸収すると粘りのある「グルテイン」に変化します。
片栗粉
- 精製されたデンプンの事をいいます。
- 昔はカタクリという植物より作られていましたが、最近はじゃが芋デンプンの事を、片栗粉と呼んでいます。
- 水に溶けにくく、水の吸収が悪く時間がたつとべチャーとなる。
特徴を表にまとめました。
100g中 |
小麦粉 |
片栗粉 |
エネルギー |
364kcal |
330kcal |
タンパク質 |
10.33g |
0.1g |
脂質 |
0.98g |
0.1g |
炭水化物 |
76.31g |
81.6g |
成分 |
ビタミンB1…0.12mg
リン…108mg
マンガン…0.68mg
セレン…33.9μg |
ナトリウム…2mg
カリウム…34mg
鉄…0.6mg
カルシウム…10mg
マグネシウム…6mg |
特徴 |
デンプン…70%
タンパク質…10% |
デンプン…80%
タンパク質…ほぼ0% |
タンパク質は小麦粉の方が片栗粉より10倍ほど多く、タンパク質に水分を加えて練る事で弾力が出てしまいます。
この弾力を活かしてうどん、パンなどが作られますが、クッキーなどサクサクした触感が良い時には失敗に繫がりやすくなります。
片栗粉はこのタンパク質が少ないので、サクサクした触感や水分を必要としない時「餅・うどん・餃子などの打ち粉などに最適です。
また、あっさりとしたとろみをつけたい時にも、丁度良い物です。
片栗粉を使ったお菓子の特徴
水と混じりにくいのですが、加熱をする事で粘土が出て、独特のモチモチした食感になります。
ワラビ餅のように、口当たりが良く、ツルリっと食べる事ができます。
食事が進みにくい時でも食べやすくなりなり、これは小麦粉には無い食感ですね。
もう一つ片栗子の特徴の一つ、水と混じりにくい・水分を吸って、ボロボロになると事を利用したお菓子ですね。
サクサク食感が美味しく感じられると言えば、クッキーではないでしょうか?
クッキーはサクサクとした触感の方が歯触りが良く、美味しさを感じやすなります。
- 水と合わせて熱を加えると糊化する。
- 粉として加える事でサクサクとた触感がでる。
片栗粉でできるお菓子の紹介!
片栗粉から作る事ができるお菓子としては、ワラビ餅のようにツルッとして物と、サクサク感を出したクッキーがあります。
クッキーについては、後でおつたえします。
ここでは粉だけを使って、ワラビ餅、牛乳もちを作る方法と、白玉粉と合わせていちご大福を作る方法をお伝えしますね!
電子レンジを使って、簡単にできるワラビ餅・牛乳もちのレシピを紹介します。
ワラビ餅
スーパーなどで100円くらいで売っている物も沢山あります。
また和菓子屋さんで測り売りをしているお店もありますよね。
でもワラビ餅の一番良い所は、「作ってすぐ食べる!」これに勝る事はありません。
それはどうしてか?デンプン類は温めた物が冷える事でどんどん老化をし、美味しくなくなります。
ですから「作り立てを食べる!」これが一番おいしく食べる事ができますよ。
材料(1人分)分量
[list class=”li-accentbdr strong”]
- 片栗粉・・・50g
- 砂糖・・・50g
- 水・・・250cc
[/list]
[box class=”box32″ title=”作り方”]
- 氷水を用意する。
- 耐熱ボールに、全ての材料を合わせる。
- 電子レンジに600w、1分かける。
- レンジにかけては混ぜる作業を2~3回程度行い、全体が半透明から透明になればOK!
- 出来た物をスプーンですくい、氷水に落としていく。
出来上がりに、きな粉や黒蜜を掛けて食べてくださいね。
抹茶やココアを加える時、少量であれはそのまま加えるので良いですが、濃くしたい時は、水分を少し足してください。
牛乳もち
こちらも混ぜてレンチンするだけの簡単レシピです。
このレシピは、砂糖が初めから入っていないため、ご自分の加減で甘さを入れたり、後からかけたりアレンジがききますのでお勧めです。
タンパク質が必要なら、牛乳を豆乳に変えても良いですよ。
小腹が減った時のミカタです!
材料(1人分)分量
[list class=”li-accentbdr strong”]
- 牛乳・・・100cc
- 片栗粉・・・大さじ2
- きな粉・黒蜜・・・ お好みでお好きなだけ
[/list]
[box class=”box32″ title=”作り方”]
- 牛乳と片栗粉を良く混ぜて,500wで1分。|(ラップなしで)
- スプーンで上下を良く混ぜ、30秒かける。
- 出来上がった状態をみて、足りない様であれば10秒足してみる。
レンジで蒸しパン
米粉に片栗粉を合わせてレンジでチン!のみのレシピです。
シリコンの型を使用し、可愛く仕上がります。1個あたり、600w 50秒で完成!
小麦粉・卵が入っていないので、アレルギーがある方のおやつ・朝食にもお勧めです。
材料(5個分)分量
[list class=”li-accentbdr strong”]
- 米粉・・・90g
- 片栗粉・・・10g
- 砂糖・・・大さじ1
- ベーキングパウダー・・・小さじ1
- アーモンドミルク・・・130g
- こめ油・・・小さじ1
- レモン汁・・・こさじ1
[/list]
[box class=”box32″ title=”作り方”]
- ボールに、米粉・片栗粉・砂糖を入れ、良く混ぜ合わせる。
- アーモンドミルク、こめ油の順に加え良く混ぜる。
- 最後にレモン汁を加え、良く混ぜておく。
- 器の7分目まで生地を流し、ジップロックなどのコンテナーに入れ、蓋をしっかりする。
- 電子レンジで600w 50秒で完成。様子を見て、時間は加減してくださいね!
いちご大福
いちご大福は白玉粉を使って作る場合が多く、打ち粉として使う場合がほとんどす。
今回は白玉粉と片栗粉の両方を使う事で冷めても美味しく作れるようになりました。
作り方は、白玉粉+片栗粉をレンチンし、包むだけです。部屋が暑くならず快適に作れますよ!
黒あんを白あんに変えたり、いちごをブドウや季節の果物に変えるなど冒険をするのはどうですか?
片栗粉はサラサラした粒子のため、水分と混じると液体に近い物になりますが、他の粉物や熱を加える事で美味しい、お菓子に変身できます。
材料(8個分)分量
[list class=”li-accentbdr strong”]
- 白玉粉・・・120g
- 砂糖・・・60g
- 水・・・150g
- こしあん・・・200g~300g
- 片栗粉・・・適量
- いちご・・・8個
[/list]
[box class=”box32″ title=”作り方”]
- いちごのへたを取り、8等分にした餡で包んでおく。
- 耐熱ボールに白玉粉、砂糖、水を合わせ良く溶かしておく。
- ラップをして、電子レンジ500w 2分加熱をする。
- 一度取り出し、全体を混ぜ、ラップをして再度レンジにかける。500w 1分。
- 木べらで良く混ぜ、全体が半透明になればOK!
- 片栗粉を広げた台の上に広げ、少し冷ます。(手にも片栗粉をたっぷりつける)
- 餅を8等分し、餡で包んだいちごを包んでいく。
自分で作る良点は、自分好みの硬さや味・大きさなど、自由にできる所が利点と言えます。
市販のもので満足できない、自分に合わない場合は是非試してみてください。
片栗粉で作るクッキーレシピを紹介!
クッキーといへば、オーブンで焼くものと思っていませんか?
オーブンを普段から使い慣れていたり、自宅にある場合は問題がありませんが、スペースがなくオーブンが置けない!トースターとが兼用している、電子レンジならあるけど!と言った事もありますよね。
私も一人暮らしをする時、器具の選定は難しく、トースターとレンジはありました。
オーブンはスペースが無いのと、まさかクッキーを作るとは思ってもいなかったからです。
そんなあなたに、オーブンを使わなくても、フライパン・トースター・レンジを使っクッキーが作れるんです。
ではその作り方をまとめて紹介していきます。
フライパンでクッキー
フライパンでやけるクッキー
フライパンしか自宅に無い場合は、選択の余地がありませんよね。
フライパンは厚さにもよりますが、フライパンの厚さが薄いと火の通りが早すぎで焦げやすくなります。
材料(8個分)分量
[list class=”li-accentbdr strong”]
- 牛乳・・・80g
- 片栗粉・・・20g
- おから・・・20g
- 小麦粉・・・40g
- 砂糖・・・15g
- バター・・・100g
- ミックスナッツ・・・適宜
[/list]
[box class=”box32″ title=”作り方”]
- バターを室温にもどし、砂糖と良く混ぜ
- 溶き卵と合わせ、片栗粉、小麦粉、おからを加えよく混ぜ合わせる。
- 牛乳、ミックスナッツ(お好みで粗く刻んでも良い)を合わせる。
- フライパンにクッキングシーを敷き、スプーンですくい丸めながら置いていく。
- 両面が、しっかりと焼ければ出来上がり!
ポイント![list class=”li-niku”]
- アルミ箔・クッキングシートなどを下に敷く!
- 火加減はこまめに見る!
- 初めはアルミ箔などをかぶせる![/list]
トースターでクッキー
サクサクのココアクッキー
片栗粉はタンパク質が少ないため、塊になりにくく、袋を使って混ぜ・伸ばしをします。
袋を使う事で、器具の使用も少なく、洗い物が減り、周りが汚れないのでお勧めです。
材料(15枚分)分量
[list class=”li-accentbdr strong”]
- 薄力粉・・・30g
- 片栗粉・・・30g
- 砂糖・・・20g
- ピュアココア・・・8g(大さじ1)
- サラダ油・・・14g(大さじ1)
- 牛乳・・・15g(大さじ1)
[/list]
[box class=”box32″ title=”作り方”]
- ジッパー付の袋に、全ての材料を入れ、混ぜ合わせる。
- 材料が良く混ざると、空気を抜き、袋の上から平らに伸ばす。
- 袋の四隅を切り開き、適度な大きさに切り目を入れる。
- クッキングシートを敷いたトースターの天板の上におき、7分ほどトースターで焼く。
- 焼き色が強い時は、アルミホイルを上に置き、調節を行う。
ポイント![list class=”li-niku”]
- 薄く延ばすのが、ポイント!
- 均一に伸ばすのが、ポイント!
- 焼き加減を見ながら、上からアルミを掛ける!
- 一度に焼けない時は、冷蔵庫に入れておく![/list]
りんごソフトクッキー
リンゴを使い、おやつに丁度良いレシピです。
すりおろしのリンゴが入る事で、食物繊維もアップし、腹持ちも良くなります
材料(6枚分)分量
[list class=”li-accentbdr strong”]
- リンゴ・・・60g
- 砂糖・・・小さじ1
- 小麦粉・・・小さじ1
- 片栗粉・・・大さじ1
- スキムミルク・・・大さじ1
[/list]
[box class=”box32″ title=”作り方”]
- すりおろしたリンゴに、全ての材料をいれ、混ぜ合わせる。
- アルミホイルを敷いた、トースター天板に流し置き、トースターで7分ほど焼く。
- 焼き色が強い時は、アルミ箔で調整を行う。
ポイント![list class=”li-niku”]
- あまり大きく生地を置かない!
- 焦げだすと、アルミ箔などを上に置いて調節する!
- 下のアルミ箔の上に油を塗る![/list]
片栗粉ぼーろ
ぼーろと言えば子供の頃に食べた、「ボーロ」を思い出します。
今でもうってますし、歯が悪い方の節分の豆代わりに使ったりもしています。
そんなボーロが自分で作れるなんて。
そういえば昔、ボーロを食べたとき水分を取られるな~と思った事はありませんか?
まさか、片栗粉が原因だったとは思いもしませんでした。
材料(20個)分量
[list class=”li-accentbdr strong”]
- 卵黄・・・1個
- 片栗粉・・・60g
- 砂糖・・・20g~25g
[/list]
[box class=”box32″ title=”作り方”]
- ボールに片栗粉、砂糖を入れホイッパー、又はヘラで良く混ぜる。
- 卵黄を入れヘラなどで混ぜあわせ、一まとめにする。
- クッキングシートをトースター天板に敷く。
- 1cm位に手で丸め天板に乗せる。
- トースターで10位焼く。
ポイント![list class=”li-niku”]
- 1cm以上には大きく作らない!
- 焦げてきそうになると上からアルミ箔を掛ける!
- 卵黄の大きさで生地のまとまりが変わる。その場合牛乳などで調節をする。
- ゆるい場合は、片栗粉を加える。[/list]
こんなの可愛いのも発見!
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レンジでクッキー
レンジでも作れるクッキー
これも片栗粉と卵・砂糖で作るためボールでも良いですが、袋を使う事もお勧めです。
シリコンの方などに流して、レンチンをする方法がベストですよ。
材料(20枚分)分量
[list class=”li-accentbdr strong”]
- 卵・・・1個
- 片栗粉・・・80g
- 砂糖・・・大さじ4
- 抹茶・ココアパウダー・・・大さじ1
[/list]
[box class=”box32″ title=”作り方”]
- 片栗粉、砂糖、抹茶などを袋で合わせる。
- ときほぐした卵を袋に加え、よくもんでおく。
- レンジ用の皿に、自分のお好みの形に絞り500w 2分加熱する。
- 出来上がりはフワフワしているが、冷めると固くなる。
ポイント![list class=”li-niku”]
- 出来上がりは、柔らかいのですが、時間がたてばサクサクに!
- やす時は平らな所に置く!
- 広がりやすいので、型入れがお勧め![/list]
まとめ
片栗粉を使ってお菓子は作れるか?
片栗粉は小麦粉と比べてタンパク質が少なく、クッキーなどでサクサクした食感を味わうには、最良の材料と言えます。
火を使わず、レンジで簡単に作る事ができ、ワラビ餅、いちご大福、みるくプリンなど、自分好みにアレンジがしやすいです。
クッキーと言えば「オーブンを使わないと出来ない。」と思いがちですが、ここにのせたクッキーは、オーブンが無くてもフライーパン、トースター、電子レンジなどで、作る事ができます。
片栗粉で作ったクッキーの良い点は、小麦アレルギー・卵アレルギーがある方でも、食べる事ができ、食べる物が限られる方には良い食品だと言えますね!
家の片隅で、忘れ去られていた片栗粉!お菓子に変身できるなんて、思いもしなかったヨ!
クッキーがフライパンやレンジで作れるのはさすが現代だなと感心したました。片栗粉が余った時、チャレンジしてみてください!
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