料理酒とみりんの違いは?同じ?料理への効果・賞味期限も調査!

和食を作るときに欠かせない調味料に、料理酒やみりんがありますよね。

どちらも同じ酒系の調味料ですが、料理酒とみりんの効果は全く同じではありません

では、それぞれにどんな違いがあり、料理に与える効果にはどんな違いがあるのでしょうか?

この記事では、料理酒とみりんの違いと合わせて料理酒の賞味期限をご紹介します。

料理酒とみりんって同じ効果があるんじゃないの?

じゃぁ、一体何が違うのかな?

それなら料理酒とみりんを比べてみると違いも見えてくるよ。

じゃぁ、一緒に見ていこうか。

 


料理酒とみりんの違いは?

料理酒とみりんにはどんな違いがあるのでしょうか?

まず、料理酒は日本酒に食塩を加えて、そのままの状態ではとても飲めないような味にして造られる料理専用の日本酒です。

一方みりんは、米こうじを混ぜた蒸したもち米に、焼酎もしくは醸造アルコールを加え、60日間ほど室温に近い温度で熟成したものを、強い圧力をかけて絞り、ろ過して造られます。

 

そして、料理酒とみりん違いは製法だけでなく、含まれる成分にもあります。

料理酒 みりん
原材料 米、米こうじ、食塩、

糖類、食塩、水あめ、

アルコール、酸味料など

もち米、米こうじ、

焼酎(もしくは醸造アルコール)、

糖類など

アルコール分 約14% 約14%
塩分 約2% 0%

料理への影響の違い

原材料や製法が違ってくれば、料理酒とみりんでは料理に与える影響も違ってくるはずです。

では実際、どんな違いがあるのでしょうか?

 

大きな違いとしては、料理酒にのみ含まれる2%の塩分による味への影響があります。

みりんは塩分を含みませんが、上記の表のように料理酒には塩分が含まれています。

料理酒を使う場合には、塩分が元から含まれていることを考えて塩を始めとする調味料を調節する必要があります。

 

アルコールには多くの効果があります。

その効果は、肉や魚の臭みを消す効果や素材を柔らかくする効果、そして味をしみやすくする、煮崩れを防止する、風味を付けるなど様々です。

アルコールによる効果を出しつつ、料理に甘みをつけたい場合はみりんを、アルコールによる効果を出しつつ、料理に塩味をつけたい場合は料理酒を使うのがおすすめです。

料理酒の料理への使い方・効果は?

料理酒には使い方次第で様々な効果が期待できます。

肉や魚の生臭さを消す

まず代表的なものとしては、肉や魚の生臭さを消してくれる効果があります。

アルコールには肉や魚の臭みを取り除く効果があり、料理酒を素材に直接かける、もしくは料理酒に調味料を加えたものに浸けこむことで臭いの防止が可能になります。

素材を柔らかくする

次に素材を柔らかくする効果があります。

アルコールが水分を吸収し素材の水分を逃がさない状態にするため、素材がしっとり柔らかくなると同時に食感も良くなります。

肉料理の煮込みや下味に料理酒を加えることでお肉のパサつきの防止になります。

うま味、風味、甘味を付ける

更には、うま味、風味、甘味を付ける効果もあります。

料理酒に含まれている糖類の甘さは砂糖では出せない上品なものです。

 

その他、料理酒に含まれる成分が、料理にうま味や風味をつける効果があります。

その他にも、糖類とアルコールが素材の煮くずれを防止する、うま味成分や栄養の流出を防止する、味をしみやすくする、香り付け、味付けをまろやかにする、保存性を高める、などといった効果があります。

料理酒の効果

・生臭さを消す          ・素材を柔らかくする

・煮くずれの防止         ・味をしみ込みやすくする

・うま味、風味、甘味を付ける   ・うま味を閉じ込める

・味付けをまろやかにする     ・香りをつける

・保存性を高める

プラス技術、煮切るとは?

うま味や風味を強くするには、アルコールを飛ばす、煮切りという方法もあります。

煮切りってなんだろう?

初めて聞いた言葉だよ??

煮切りっていうのはね…

料理酒を加えたフライパンや鍋を傾けてガス台の火を入れ、アルコールを飛ばすんだ。

そして、このアルコールがとんだ状態を煮切るって言うんだ。


みりんの料理への使い方・効果は?

みりんは煮物だけでなく煮魚や照り焼き、そばつゆ、和え物など幅広く活用できる調味料です。

 

ではみりんに期待できる料理への効果、使い方は、どんなものがあるのでしょうか?

 素材の生臭さを消す

みりんに含まれるアルコールは、魚の臭みを取る効果があります。

さらには、みりんの甘味が臭みを目立たなくしてくれます。

この効果は豚肉やモツ、獣肉など、臭みの強い肉にも効力があります

つまり、魚と肉の両方の臭みを取るのに使える調味料なのです。

煮くずれの防止

みりんには煮崩れを防ぐ効果もあります。

魚や肉にみりんを使うと、糖類とアルコールの力で筋繊維の崩れを防止することができます。

また、野菜類にみりんを使った場合は、糖類とアルコールの力デンプンが逃げ出すのを防いでくれます

特にジャガイモに効果的で、みりんに含まれるアルコールがジャガイモに含まれるペクチンを溶けにくくするため、煮崩れを防いでくれるのです。

テリやツヤを出す

みりんに含まれている糖類が、素材の表面に膜を作ります。

これにより、料理に美味しそうなテリやツヤをつけることができるのです。

自然な甘さを出す

みりんは甘さを出すための調味料です。

砂糖と比較するとまろやかな甘さでなじみが良く、自然な甘さを出すことができます

みりんに含まれる糖分は9種類以上もあることで、風味豊かでまろやかな甘さを出すことができます。

料理酒の賞味期限は?

料理酒の賞味期限は未開封の状態で直射日光を避け風通しが良い冷暗所に保存した場合で1年から2年程度です。

しかし、開封後は空気に触れてしまいますので、その時点から急激に酸化が始まります。

そして開封した時点からアルコールも飛び始めます。

ですので、開封後の場合、賞味期限は2ヶ月程度となります。

開封後は、特に冷蔵保存する必要はありませんが冷蔵保存の方が長持ちします。

 

しかし賞味期限が切れてしまうとすぐにダメになるということではありません

それまでの保存状態によっては賞味期限が切れてから数か月間、問題なく使える場合もあります

もちろん風味もそのままです。

賞味期限切れでもなぜ大丈夫なの!?

なぜ賞味期限後、数か月も問題なく使えるのでしょうか?

それは料理酒の主な成分がアルコールだからです。

 

アルコールは細菌が繁殖しづらいため、基本的に腐ることがありません

そのため、注意こそ必要ですが、大抵の場合に加熱処理して使われるということが、賞味期限後に使用しても問題がない大きな理由です。

まとめ

  • 料理酒とみりんの違いは、成分と製法
  • 料理酒には塩分が含まれる

料理酒とみりんが料理へ与える効果は様々!

  • 生臭さを消す
  • 煮くずれの防止
  • 素材を柔らかくする
  • 味をしみ込みやすくする
  • うま味、風味、甘味を付ける
  • うま味を閉じ込める
  • 味付けをまろやかにする
  • 香りをつける
  • 保存性を高める
  • テリやツヤを出す

料理酒の賞味期限

  • 未開封で1年から2年程度
  • 開封後は2ヶ月程度
  • 賞味期限を過ぎても大抵は問題なく使える


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