どら焼きと生どら焼きの違いは?由来や定義はある?洋菓子か和菓子かも調査!

どら焼きは大人も子供も大好きな定番の和菓子ですね。
最近は、コンビニのスイーツコーナーにまるでケーキのような生どら焼きも並んでいます。

生どら焼きは和菓子なのでしょうか。それとも洋菓子なのでしょうか。
また、「どら焼き」と「生どら焼き」の違いはなんでしょう。
「どら焼き」と「生どら焼き」の由来や和菓子・洋菓子の違いもご紹介します。

いつものコンビニパトロールをしていたら、スイーツコーナーでお気に入りの生どら焼きを見つけて即買いしちゃった!
生クリームが入っていて、生地がふわふわで大好きなの。

どら焼きと言えば和菓子の定番だけど、生どら焼きは和菓子でいいのかな?
あんこが入っていない、ケーキみたいな商品もあるよね。
どら焼きと生どら焼きの由来も気になるし、和菓子と洋菓子の違いも知りたいわね。
どら焼きの謎を調べてみましょう。


生どら焼きって何が由来?

生どら焼きはコンビニや地元のお菓子屋さんでも手軽に買える人気のスイーツですよね。

きがついたらメジャーになっていたイメージなのですが、いつごろから生どら焼きはあったのでしょう。

生どら焼きはいつ誕生したの?

生どら焼きは、1987年(昭和62年)に宮城県仙台市に隣接する利府町のカトーマロニエで考案されました。
新感覚のどら焼きとして地元でも評判になりました。

現在も「元祖生どら」として「ずんだ」や「イチゴ」など6種類の味わいの生どら焼きを販売しています。

その後、隣町の塩釜市の菓匠榮太楼(かしょうえいたろう)でも生どら焼きの販売をはじめました。

定番の小豆の他に「ラムレーズン」や「チョコレート」など和と洋の絶妙な組み合わせが話題となり、今や仙台銘菓の一つとして数えられています。

徐々に生どら焼きの人気は全国に広がり、各地のお菓子屋さんでも販売するようになってきました。

なかには生どら焼きを求め行列ができる人気店もあり、しばしばTVやメディアでとりあげられています。

また、コンビニでも手に入る定番スイーツとなりました。

生どら焼きの「生」ってなに?

生どら焼きの「生」は、ひとことで言ってしまえば生クリームの「生」です。

元々生どら焼きは小豆あんとホイップクリームをブレンドし、どら焼きの皮ではさんだものでした。

今ではオーソドックスな生どら焼きの他に、抹茶やフルーツ、チョコなど色々な味のクリームをはさんだ商品も見かけます。

生クリームを使わない商品もありますが「生どら焼き」として販売されています。

どら焼きと生どら焼きの違いは?

「どら焼き」も「生どら焼き」も今や日本を代表するスイーツといえますね。

それぞれの特徴と人気のお店をいくつかご紹介しますね。

どら焼き

どら焼きはハチミツを練りこんだカステラ風の丸い生地で小豆あんをはさんだ和菓子です。

江戸時代から「どら焼き」はあったようですが、当時のどら焼きは皮は一枚だけで現在のきんつばのような形であったと言われています。

現在の様な二枚の皮であんをはさむ形になったのは1913年(大正2年)上野のうさぎやが始まりでその後全国へ広がったそうです。

どら焼きは夕方には完売してしまうこともある人気商品です。

焼き上がり時間に合わせれば作りたての温かいどら焼きを買うことができます。

お取り寄せはできませんので店舗でお求めください。

どら焼きといえば「ドラえもん」を思い浮かべる方もは多いと思います。

新宿にある時屋のどら焼きは「ドラえもん」の大好物のどら焼きのモデルといわれています。

実際に原作者の藤子・F・不二雄先生の好物でもあったそうです。

 

小~直径30㎝越えの特大まで4サイズあり、中・大サイズは栗入りもあります。

ふわふわの生地でボリュームたっぷり。中サイズでも満足できる一品です。

お取り寄せはできませんので店舗でお求めください。

広島の備後福山虎屋の「大人の虎焼」はカラメルを練りこんだ生地で、珈琲豆とブランデーを粒あんで炊きこんだ「珈琲つぶあん」をはさみました。

あえて苦みやコクを前面に出し甘いものが苦手な方でも食べやすいどら焼きに仕上げています。

虎屋のどら焼きは屋号にちなみ皮を「虎の模様」に焼き上げているのが特徴です。

 

京都の老舗京菓匠鶴屋吉信(きょうかしょうつるやよしのぶ)の「つばらつばら」は普通のどら焼きと違い一枚の皮であんをはさんでいます。

もちもちした生地とあっさりとしたあんが絶品です。

商品名の「つばらつばら」は万葉集にある大伴旅人が読んだ和歌の中の言葉で「心ゆくまで」という意味があるそうです。

石川県金沢市の落雁諸江屋(らくがんもろえや)の「塩どら焼き」は能登産の天然塩を隠し味としてあんに使っています。

生地は米粉を使用しているのでもちもちとした食感が楽しめます。

食べやすいように半月のような形をしています。

生どら焼き

生どら焼きのはじまりは、どら焼きの生地でホイップクリームと小豆あんをブレンドしたあんをはさんだものです。

その後「ずんだ」や「イチゴ」など地元の食材を使ったり「ラムレーズン」や「チョコレート」などの洋風のクリームを使用するなど和と洋を組み合わせた商品が開発されました。

今では生地も具材もケーキのような商品が数多くあります。

京都の「朧八瑞雲堂(おぼろやずいうんどう)」は生どら焼きを求めて開店前から行列ができる人気店です。

薄めの生地にクリームをはさみ厚みが7㎝を越えるという大迫力です。

クリームはまるでムースのような軽い口当たりです。

定番の(小倉・抹茶・ゴマ)3種と季節限定のクリームが選べます。

販売は10月~5月の限定です。

お取り寄せはできませんので店舗でお求めください。

https://twitter.com/macchaalove_/status/1158451627625521157?s=20

九州大分の湯布院にある菊家の「ぷりんどら」は2004年(平成16年)の発売開始以来、累計販売2000万個の売上をほこる人気商品です。

カナダ産のメープルシロップを使用したパンケーキのような生地と九州阿蘇で飼育されているジャージー牛乳から作ったなめらかなプリンの組合せが絶品です。

神奈川県葉山の和がし葉なの生どら焼きは、元パティシエのオーナーが作るふわふわ生地が人気です。

生クリーム入りの粒あんで栗入りと栗なしを選べます。

季節限定のいちご入りの生どら焼きを心待ちにしているファンも多いようです。

お取り寄せはできませんので店舗でお求めください。

和歌山県の総本家駿河屋煉羊羹を考案した500年を超える老舗です。

地元のラジオ番組の視聴者からのアイデアをもとに作られた「生あじがさ」は生クリームにキューブ状の煉羊羹を混ぜたり、プリンを混ぜるなど4つの味があります。

冷やしたり凍らせたり、食べ方で違った味わいが楽しめます。

山形県の「榮玉堂(えいぎょくどう)」地元で愛される老舗和菓子店です。

どら焼きが一番の人気商品で種類も豊富です。

「抹茶生クリーム」「カマンベールクリーム」「生チョコ」「モンブラン」などの定番の他に季節限定の生どら焼きを提供しています。

仙台市内にEIGYOKUDO CAFEを出店し、本店と同じ味が楽しめる他、仙台店限定の「ティラミスどら焼き」もあります。

お取り寄せはできませんので店舗でお求めください。


生どら焼きは和菓子?洋菓子?

人気の生どら焼きは皮や具材を洋風のものでアレンジしていますね。

さて、生どら焼きは和菓子と洋菓子のどちら分類されるのでしょうか?

和菓子と洋菓子を比べてみよう!

和菓子とは日本の伝統的な菓子のことで、洋菓子と対比する言葉といわれています。

和菓子と洋菓子の特徴を簡単にまとめてみましょう。

和菓子 洋菓子
特徴 ・日本の伝統的な菓子

・16世紀にポルトガルなどから伝わりその後独自の進化をとげた「南蛮菓子」も含まれる

・西洋を起源とする菓子の総称

・明治時代以降に日本に入ってきた菓子にも使われる

材料 ・米や豆類などの植物性の食品を使うことが多い

・凝固剤は海藻からできる寒天

・バター・卵。牛乳などの動物性食品を使う

・凝固剤は動物性のゼラチン

主な菓子 大福・せんべい・ようかん・金平糖・カステラ・どら焼きなど ケーキ・プリン・クッキー・キャラメル・シュークリーム・ドーナツなど

 

どら焼きは和菓子、生どら焼きは?

生どら焼きは材料などの特徴を照らし合わせると「洋菓子」に当てはまるような気もしますね。

しかし、具材は生クリームなど洋風のものを使っていても、皮は昔ながらの製法を守っているというお店も多いようです。

元々、和菓子は遣唐使が持ち帰った「唐菓子(からくだもの・からがし)」や安土桃山時代の「南蛮菓子」の影響を受けて現在の形に発展したと言われています。

日本人は昔から異国の味を受け入れたうえで新たなお菓子を創造していったのですね。

そう考えると、生どら焼きは「和菓子」とか「洋菓子」といった言葉では区別できない和と洋が組み合わさったニュータイプのお菓子といえるのではないでしょうか?

どら焼きと三笠焼の違いは?

関西方面ではどら焼きのことを「三笠焼き」「三笠」と呼ぶことがあるそうです。

どら焼きと三笠焼きの由来を調べてみましょう。

どら焼き

どら焼きを漢字で書くと「銅鑼焼き」となります。

「銅鑼」とは金属でできた打楽器のことです。

この「銅鑼」に似ていることから「どら焼き」となったという説や有名な「武蔵坊弁慶」が奥州へ落ちのびる際に「銅鑼」で生地を焼いて菓子を作ったからという説など色々あるようです。

どの説にも「銅鑼」が関連しているようなので「銅鑼」=「どら」は有力と言えます。

京都の京菓匠笹屋伊織(きょうかしょうささやいおり)では竹の皮に包まれた棒状の「どら焼き」が販売されています。

生地をお寺の「銅鑼」で焼いたことが由来と言われています。

毎月20・21・22日の3日間のみの販売されています。

三笠焼き

関西地方ではどら焼きよりも「三笠」や「三笠焼き」と呼ぶほうがピンとくる方が多いそうです。

奈良県の「若草山」はすげ笠を三つ重ねたように見えることから「三笠山」と呼ばれていました。

三笠山のふっくらとした美しい姿に重ねてどら焼きを「三笠焼き」と呼ぶようになったそうです。

東京の文明堂でも阿倍仲麻呂が遣唐使として中国に留学していた折に、ふるさとを懐かしんで詠んだ和歌にちなみ「三笠山」を登録商標し販売しています。

どら焼きはどこにでもあるありふれた和菓子と思っていたけれどお店ごとに工夫や特色があって面白いね。

生どら焼きも30年以上前に誕生していたなんてはじめて知ったよ。

今では和と洋のいいところを組み合わせた日本ならではの新しいお菓子になっているね。

日本のお菓子は時代ごとに異国の味を取り入れて進化してきたのよ。
私たちが美味しいどら焼きや生どら焼きをたべられるのも菓子職人さんの知恵と工夫のおかげね。

今まで知らなかった地方の隠れた名店のどら焼きや生どら焼きもも食べてみたいな。
早速、お取り寄せしなくちゃ!

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