赤味噌は、味噌煮込みうどんや味噌カツに使われている味噌です。
赤褐色で味が濃く、しょっぱいイメージがありますね。
家に赤味噌がないとき、ほかの味噌で代用可能なのでしょうか?
合わせ味噌や白味噌でも代用できるのでしょうか?赤味噌の代用方法など、詳しく調べましたよ!
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家にある調味料で、赤味噌の代用ができないかしら?
さすがに白味噌では代用できないよね?[/ふきだし]
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赤味噌がどんな味噌なのか、塩分などの特徴を知れば、ほかの味噌で代用することもできるわよ!
さっそく見てみましょう![/ふきだし]
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赤味噌とは?特徴を紹介!
赤味噌ってどういう味噌?なぜ赤褐色なの?
味噌を色で分けたとき、見た目が赤みがかった色をしている味噌を、赤味噌と呼びます。
赤味噌には、甘味噌・甘口味噌・辛口味噌という3種類の米味噌があります。
また、大豆のみを使った豆味噌も、赤味噌のひとつです。
味噌の色は、メイラード反応によって決まります。
メイラード反応とは、大豆や米などのアミノ酸と糖が反応して、褐色に変化することです。
赤味噌は、蒸してアミノ酸が豊富に含まれた大豆を、長期間かけて熟成させることで、メイラード反応を起こしやすくしています。
これにより、赤味噌は赤褐色になっているのです。
赤味噌の塩分量や濃度は?
赤味噌は、見た目の色からしょっぱいイメージがありますが、塩分量や塩分濃度はどのくらいなのでしょうか。
味噌は、色だけでは塩分の多さを判断できないので注意してくださいね!
赤味噌にも甘口と辛口があり、それぞれ以下のように塩分がちがいます。
赤味噌の種類 | 塩分量 | 塩分濃度 |
米味噌甘味噌 | 5~7g | 5.5% |
米味噌甘口味噌 | 11~13g | 12% |
米味噌辛口味噌 | 11~13g | 12.5% |
豆味噌 | 10~12g | 11% |
(味噌100g中)
参考までに、白味噌の塩分濃度は5.5%、淡色系の信州味噌は12%です。
赤褐色の豆味噌を使った料理は、見た目の色からして塩分が多いと思われがちですが、比較すると塩分は若干少なめですね。
同じ赤味噌でも塩分が異なることを覚えておきましょう!
赤味噌の代用方法は?白味噌でも代用可能?
赤味噌のもっとも簡単な代用方法!
赤味噌のもっとも簡単な代用方法として、しょうゆ・みりん・だし汁を、家にある味噌と混ぜる方法があります。
家にある味噌では塩分が足りない…という場合に、しょうゆで塩分を補います。
赤味噌の濃厚なコクを再現するためには、みりんを足すといいですよ。
だし汁はしっかりとだしをとったものを使ってくださいね。
調味料を入れるときは、味見をしながら少しずつ入れていき、塩辛くなりすぎないようにしてください。
赤味噌の意外な代用方法!
コチュジャンってご存知ですか?
韓国料理の調味料で、もち米・大豆麹・とうがらし・塩を発酵させてつくられています。
とうがらしが含まれますが、糖類の甘みがあるので、そんなに辛くはありません。
コチュジャンには、豆のたんぱく質から生まれたアミノ酸のうまみがあります。
赤味噌を代用するとき、このコチュジャンを使ってみてください。
コチュジャンと家にある味噌を混ぜると、赤味噌の味に近くなるんです!
家にコチュジャンがある方は、ぜひ赤味噌のレシピにチャレンジしてみてくださいね。
白味噌を使う場合の注意点!
赤味噌の代用として、白味噌を使うことも可能ですよ。
ただ、赤味噌は基本的には白味噌より塩分が多いです。
なので、塩を加えたり、だし汁を濃くしたりするなど、塩辛さを加えることがポイントになります。
このポイントを守れば味噌煮込みうどんや味噌カツも美味しくできます。
が、味は解決できても、赤味噌の特徴である赤褐色を出すのは難しいでしょう。
まとめ
赤味噌が家にない方のために、赤味噌の代用方法をご紹介しました!
家にあるもので簡単に代用できるのは助かりますね。
赤味噌がもつ褐色物質は、老化防止や美容効果などが期待できるそうです。
購入したことがない方は、ぜひ一度、ホンモノの赤味噌を使ってみることをオススメします。
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赤味噌で肉野菜炒めをつくったら、なんだかとっても美味しそう!
赤味噌の色が食欲をそそりますね♪[/ふきだし]
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