もち麦ダイエットが、効果なしと言われていますが、何が原因なのでしょうか?
そもそもダイエットの敵は便秘ともいわれますが、便秘になってしまう原因はどこにあるのでしょうか?
その効果なしといわれている原因を探りながら、もち麦のおいしい効果的な食べ方を紹介していきますね。
もち麦ダイエットは効果なし?原因を解説!
テレビや雑誌などで、もち麦ダイエットが話題になっていますが、一方で、効果がないかも?なんて声も聞こえてきています。
もち麦は、大麦の一種で、もう一つのうるち麦とは、異なる食感です。
うるち麦が粘りが少ないのに対して、もち麦はその名の通り、粘り気の強いプチプチもちもちした食感の麦です。
ちなみにお米にも、もち米とうるち米がありますが、こちらのほうが聞いたことがあるかもしれませんね。
もち麦ダイエットという名前が、世の中にあるのになぜ、効果がないといわれてしまっているのでしょうか?
効果なしの原因を皆さんの声の中からいくつか拾って、解説していきますね。
食べすぎ⁉︎の問題
白いご飯に混ぜて食べれば大丈夫なはずなのに、効果がないと言う声があります。
確かに、「いつものご飯にもち麦をまぜて食べるだけでダイエット」と書かれているものもあります。
でも、そもそもがダイエットつまり、やせるための方法を検索しているのですよね?
もち麦も穀物なので、カロりーはあります。
いつも通りにたくさん食べてしまったら、やはり、痩せにくいと感じてしまうのはやむを得ないでしょう。
燃焼系?
ダイエットとひとくくりに言っても、実は種類があるのです。
「2週間頑張ったけど、なかなか目に見える効果が出ない」という意見もあります。
ダイエットの方法が、燃焼系か体質改善系かということの思い違いをしているからだと思われます。
ダイエットには、大きく分けて2つの形があると思います。
まずは、よくある燃焼系というものです。
これは体のなかにある余分な脂肪を燃やして痩せていくダイエット方法なのです。
脂肪を燃やすとはエネルギーに変えて、消費すること、つまり、もっとも効果があるのはやはり、運動をすること、ということになります。
そしてもう一つ、もち麦ダイエットは、こちらのタイプですが、食物繊維を取って、便秘を解消し、腸内環境をととのえて、スリムになっていくという体質改善のダイエットなのです。
この、燃焼系のダイエットと混同して、すぐ痩せられるはずだと思ってしまうのは、もち麦ダイエットのやり方が間違っていると言わざるをえません。
もち麦ダイエットの心構え
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- ある程度、食べる量も考えましょう
- じっくり時間をかけて、体内を綺麗にするダイエットなので、少し時間がかかることは、承知しておきましょう
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そもそも、もち麦ダイエットはなぜ痩せるの?
もち麦ダイエットは、体に負担をかけず本当に素晴らしいダイエットです。
では、もち麦ダイエットのメカニズムは、どうなっているのでしょうか?
もち麦の食物繊維について
もち麦には、食物繊維が豊富というのは、よく知られていると思います。
この食物繊維について、もう少し詳しく説明すると、食物繊維は、その働き方から二種類にわかれているのです。
それは、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維です。
もちろん、野菜やイモ類などからも取れますが、この二つのバランスがもっとも優れているのが、もち麦なのです。
状態 | 働き | 体に取り入れやすさ | |
水溶性食物繊維 | 水に溶ける | 小腸での栄養素の消化吸収を緩やする | 取りにくい |
不溶性食物繊維 | 水に溶けない | 腸の動きをよくして排便を促す | 水溶性よりは取りやすい |
だから痩せる もち麦ダイエット
食物繊維が豊富と聞いて、思い浮かべるのは、便秘のことですよね?
便秘がダイエットには大敵です!!
まさに、この状態を解決できるのが、もち麦ダイエットということになります。
昔に比べて、日本人は食生活が欧米化してきたことから、食べ物が変わってしまい食物繊維をあまりとらなくなったため、食べ物はすぐ腸で吸収してしまい、腸の働きも悪く便秘がちの人が多くなったのだそうです。
排便を促し、栄養の消化吸収を緩めることにより、本当に必要な栄養素のみ取り入れることで、ダイエットにつながるといえます。
また、腸もキレイにお掃除してくれて、お肌の調子も良くなりそうですね。
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- ダイエットには、便秘の解消が第一!
- 食物繊維が豊富なもち麦で、便秘解消!
- さらに、もち麦で、美肌効果!
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もち麦ご飯は夜はダメなの?理由を調査!
そこで、もち麦を食べるのに、効果的な時間帯があるのでしょうか?
結論から先にいうと、夜より朝や昼の方が体に優しく、効果的な食べ方になります。
これまでも、もち麦の特徴や効能を紹介してきましたが、とにかく、もち麦は栄養の吸収がゆっくりです。
そのため、血糖値は食後すぐ上がるのではなく、これもまた、ゆっくり上昇するため体への負担がゆるやかで、消化に時間がかかることがいわれています。
この特徴を考えると、夜に、もち麦を食べるとゆっくり消化していきますので、しばらくお腹が張ってしまったりするようです。
逆に、朝やお昼に食べると、腹持ちもよく、次の食事の時まで、ゆっくりと消化していくので、ドカ食いをしなくてもすむということになります。
もち麦の効果的な食べ方を紹介!
ここでは、もち麦を簡単に長く食べられるように、ほかの食材と合わせた食べ方を紹介していきます。
簡単!お米と一緒に
もち麦の簡単な食べ方といえば、お米と一緒に炊くことです。
5:5や7:3など配合するのも自由にできるので、お好みで作ることができます。
においが気になるというかたや、面倒だなと感じる方は、市販で小袋分けしたものが売っています。
これは、お米(1合につき)をといで、水を1入れたあともち麦の1袋とお水を入れるだけなので、とっても簡単です。
あまったら、冷凍にもできますよ!
チャーハンに
あまったもち麦入りごはんをチャーハンにします。
おススメ簡単レシピをご紹介しますね。
- あまったもち麦入りごはん(冷凍したものはレンジでチン)を用意する
- フライパンに油をひく←ごま油だと風味が増します
- 具材を入れる(ネギ・塩昆布・桜エビ)
- 軽く塩コショウ(塩昆布や桜エビに味がついてるので、少々でOK)
- もち麦いりごはんを入れて出来上がり
ダイエットということで、ミネラルたっぷりの昆布とカルシュウムたっぷりの桜エビを使ってみました。
また、ネギは昔から風邪予防になるといわれています!
サラダのトッピングに
いつも食べているサラダの上にパラパラかけるだけで、もち麦の食感が楽しめて、さらにおいしいですよ。
もち麦だけを炊飯器で炊いて、ジッパー付きの袋にいれて冷凍保存したものをサラダにまぜるだけでOK
でも、もっと便利なサラダ用もち麦が、スーパーなどで売ってます!
これをサラダのトッピングにするといいですよ。
ポテトサラダに混ぜて入れるのも、とってもおいしいです。
まとめ
もち麦ダイエットの効果はあるのか?というところから、具体的な効能や食べる時間帯、食べ方などを紹介してきました。
下記にまとめてみたので参考にしてくださいね。
- 運動で痩せるダイエットとは違い時間がかかるが、体のなかからキレイにするダイエットであること
- 食物繊維が豊富で、さらに取りにくい水溶性食物繊維が、たくさん入っており便秘解消にもなること
- 食物繊維がお腹を張らせてしまうため、夜より朝や昼に食べるのがいいこと
- もち麦を簡単に取り入れるために、ご飯と一緒に炊いたり、チャーハンやサラダにトッピングしたりしておいしく食べる
もち麦を、食生活の中にさまざまな形で取り入れて、便秘解消、お肌美人でステキな毎日を過ごしましょう!
体のなかからきれいになるなんてサイコー
おにぎりにもできて、子どもたちも自然と食べれるわね