料理に白ワインを使いたいけれどお家にない時、何で代用すべきかわからなくて、料理をあきらめるという方は少なくありません。
実は、白ワインがなくてもお家に常備している料理酒やみりんなどで代用ができるんです。
そこで、白ワインの代用で料理酒やみりん、赤ワインやロゼ、日本酒やワインビネガーが使えるかどうか?また代用する際のポイントなどを調べてみました。
白ワインの代用で料理酒などの使い方について
白ワインがない時、代用として料理酒やみりんなど、常備されている調味料を使うことは可能です。
そこで、白ワインがない時の代用品の使い方について調べてみました。
白ワインの代用の使い方について
- 白ワインの代用で料理酒の使い方
- 白ワインの代用でみりんの使い方
- 白ワインの代用で日本酒の使い方
白ワインの代用で料理酒の使い方
白ワインよりも料理酒のほうが、調味料として常備されていることは多いかもしれません。
いつもと違うメニューを作る際に白ワインがないからと言ってあきらめなくても、料理酒で白ワインの代用は可能です。
料理酒も同じアルコールなので、肉や魚の生臭さを消してくれますし料理の味つけにもなります。
ただ、白ワインのフルーティーな香りが料理酒には足りないところなので、代用する際はレモン汁を加えたり、少しお砂糖を足したりすると、より白ワインに近づくでしょう。
また、料理酒は塩分が含まれているので、塩は控えめに味付けするとよいでしょう。
白ワインの代用でみりんの使い方
みりんは料理の味にコクを出して、甘みとてりをつけてくれる役割があります。
白ワインも料理に甘みとコクをたしてくれるので、みりんも白ワインの代用として使うことはできます。
しかし、みりんには白ワインよりも多くの糖分が含まれており、また塩分も料理酒ほどではないですが、多少は含まれています。
白ワインの代用としてみりんを使う際には、味付けに注意しましょう。
白ワインの代用で日本酒の使い方
日本酒に塩分を加えて調味料にしたのが料理酒なので、料理酒が白ワインの代用で使えるので、日本酒も代用として使うことは可能です。
料理酒よりも塩分が控えめですが、日本酒にはいろいろな味があり、種類によっては淡白な水っぽい日本酒などもあります。
白ワインの代用として使うのであれば、純米酒を使うとよいでしょう。
純米酒は水とお米と麹だけで作られており、アルコール添加がないので、お米のうま味とコクが味わえるお酒です。
料理に使うことで、アルコール分が加熱によって飛ぶので、日本酒特有の匂いも飛ぶので、少量であれば問題なく代用できるでしょう。
白ワインの代用は料理酒以外も可能がどうかについて
白ワインの代用は料理酒以外でも、赤ワインやロゼ、ワインビネガーでも代用可能かどうかを調べてみました。
白ワインの代用は赤ワインやロゼ、ワインビネガーでできる?
- 赤ワインは白ワインの代用として使える?
- ロゼは白ワインの代用として使える?
- ワインビネガーは白ワインの代用として使える?
赤ワインは白ワインの代用可能か?
白ワインは魚料理、赤ワインは肉料理と分けられるほど、白ワインと赤ワインの風味や味は違います。
しかし、料理によっては赤ワインを代用して使うことは可能です。
例えばハンバーグやステーキのソースや、ブリなど脂身の多い魚の味付け、パスタソースでもトマト系のものなどは、赤ワインでも代用できます。
魚介の白ワイン蒸しやワイン煮込みなど、ワインを多く使うような料理には、それぞれ代用してしまうと味が全く変わってしまうのでやめておきましょう。
ロゼは白ワインの代用可能か?
ロゼを白ワインの代用として全く使えないわけではありませんが、あまりおすすめはできません。
例えば、ホワイトソースなどを白ワインの代用でロゼで作ると、ロゼには赤ワインのように薄いピンク色のものが多いので、ソースの色がくすんでしまいます。
また、白ワインよりもロゼのほうが甘口なものが多いので、あらかじめロゼの味を確認しておかないと味付けに失敗してしまうこともあります。
ワインビネガーは白ワインの代用可能か?
ワインビネガーは酢なので、白ワインとは全く別のものです。
白ワインの代用としてワインビネガーを使うと酸味が強くなり、味も風味も全く違う料理になってしまいます。
ワインビネガーがない時に、白ワインにお酢を混ぜたりして代用することはできますが、白ワインの代用としてワインビネガーを使うのはおすすめできません。
ワインビネガーで代用するよりも、料理酒などを使うことをおすすめします。
白ワインの代用でお菓子作り
白ワインは料理以外でも、お菓子作りにもよく使われます。
もしお菓子作りの際、白ワインがない時は代用でも作れますので、ここで簡単なレシピを紹介いたします。
白ワインの代用でみりんのオレンジゼリー
オレンジジュース(100%のもの)150㏄、みりん25㏄、砂糖大さじ1~3、粉ゼラチン5g、ゼラチンを溶かすためのジュース大さじ2を用意します。
ジュース大さじ2と粉ゼラチンを混ぜて、500wのレンジで10秒ずつ加熱して、ゼラチンを溶かしておきます。
みりんを40秒500wのレンジで加熱してアルコール分を飛ばし、溶かしたゼラチンに加えて、砂糖やジュースもすべて混ぜ合わせます。
一度味を見て甘みが足りないようなら砂糖をプラスしてください。
大きめのタッパーやプリンカップなどに入れて冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。
白ワインの代用で日本酒のコンポート
リンゴ1個と砂糖大さじ1、日本酒大さじ1、水50mlを用意します。
リンゴは皮をむいてしんを取ったら、8等分してくし形に切り鍋になるべく重ならないように並べておきます。
砂糖と日本酒を加えて、落とし蓋をして中火で10分煮たらリンゴのコンポートの完成です。
白ワインで作るより甘さ控えめで、アイスなどを添えて食べるのにおすすめです。