ココナッツオイルには美容や健康に良い成分が多くあるとメディアで紹介されてから、肌や髪のケアなどにも使えると人気が高まっています。
ココナッツオイルの効果を試してみたいけれど、肌や髪に具体的にどんな効果があり、デメリットはないものなのか気になっている方もいらっしゃるでしょう。
そこで、ココナッツオイルの効果とデメリット、また日焼け止めとしての使い方や匂いが気にならない使い方について調べてみました。
ココナッツオイルの肌や髪への効果とデメリットについて
ココナッツオイルには肌や髪にも美容や健康的効果があると言われていますが、実際どんな効果があり、またデメリットについても調べてみました。
ココナッツオイルの効果とデメリット
- ココナッツオイルの肌への効果とデメリット
- ココナッツオイルの髪への効果とデメリット
ココナッツオイルの肌への効果とデメリット
ココナッツオイルには「不飽和脂肪酸」が多く含まれており、一般的には不飽和脂肪酸は健康に良くないイメージなので、ココナッツオイルのデメリットと思われてしまいがちです。
しかし、ココナッツオイルの不飽和脂肪酸は「ラウリン酸」と言って、消化吸収に優れて体に貯まりにくい性質があります。
またラウリン酸は免疫力を向上させてくれて、紫外線カットや抗菌作用、さらに保湿効果と肌に良い効果をもたらす成分なのです。
肌にできるシワやシミの原因は紫外線による酸化がほとんどと言われているため、ココナッツオイルを取り入れることで肌のエイジングケア効果があるといわれています。
肌に良い効果をもたらす一方で、デメリットはナッツ類などアレルギーがある方には不向きで、また、気温によってすぐに固まってしまったり、逆に液状化して分離してしまい使いづらいという点もあります。
ココナッツオイルの髪への効果とデメリット
ココナッツオイルを髪に塗ったり、頭皮マッサージなどに使うことで、髪に保湿効果が高まり、うねりや広がりを抑えて髪の痛みを予防するという効果があります。
また、頭皮マッサージに使うことで乾燥を防ぎフケの予防にもつながります。
さらに、ココナッツオイルには血行促進の効果もあるため、頭皮マッサージで血行を良くし、白髪の予防にも効果が期待されると言われています。
デメリットについては、髪の保湿効果を高めるためと使い方を間違えて、最初から多くの量をつけすぎると、オイルなのでベタベタになり、またココナッツオイル特有の匂いもきつくなります。
人によっては頭皮に痒みがでることもあるので、異常を感じたらすぐに使用を中止して、病院でみてもらうようにしましょう。
ココナッツオイルの使い方について
ココナッツオイルは使い方次第で、肌にも髪にもいろいろな美容や健康効果をもたらせてくれるので、ここで効果的な使い方について調べてみました。
ココナッツオイルの効果的な使い方
- ココナッツオイルで日焼け止め
- ココナッツオイルで口臭予防
ココナッツオイルを日焼け止めとしての使い方
ココナッツオイルなので、逆にオイルが日光を吸収して日焼けしてしまうと思われますが、不純物の混ざらない純度100%のココナッツオイルなら日焼け止めとして使えます。
日焼け止めとしての使い方は、まず「バージン・ココナッツオイル」か「エクストラ・バージン・ココナッツオイル」を選びます。
肌に少量をのせて薄く全体にのばして使うことで紫外線を20%カットしてくれる効果があるようです。
通常の日焼け止めクリームなどに比べると、UVカット効果は少ないので、ココナッツオイルを塗ったら、帽子や日傘などもあわせて日焼けを予防しましょう。
ココナッツオイルには、シミの原因になるメラニン色素の抑制を防ぐ効果もあるので、日焼けしてしまった後でも、肌に薄くのばして使うことでケアと保湿になります。
ココナッツオイルで口臭予防の使い方
ココナッツオイルには口臭予防の効果もあり、オイルプリングと呼ばれ、これはオイルを使ってうがいをすることを意味しています。
使い方として、大さじ1杯のココナッツオイルを口にふくみ、マウスウォッシュなどと同じ要領で、15分口の中でグチュグチュして、口内全体にココナッツオイルをいきわたらせます。
15分経ったら、そのまま洗面所に吐き出さず、キッチンペーパーなどにガムを取るような感じで吐き出したら、最後に水で口をすすいで終了です。
排水溝の詰まりの原因になるので、必ずペーパーなどにとって捨てるようにしてください。
15分は長く感じるかもしれませんが、テレビなど見ながらだとあっという間で、しかも小顔効果やデトックス効果も期待できるそうです。
ココナッツオイルの匂いが気になる方のためにおすすめの使い方
ココナッツオイルが肌や髪など良い効果をもたらせてくれると言っても、あの独特の甘ーい匂いがに気になって使えないという方のために、匂いが気にならない使い方を紹介します。
ココナッツオイルのスキンケアの使い方
ココナッツオイルを髪や肌へのスキンケアとして使う際には、必ず一度腕の内側に薄く塗って赤くなったり痒みが出たりしないかパッチテストをしてから使いましょう。
たくさんの量であればココナッツオイル特有の匂いも気になりますが、実際スキンケアで使う量は少量なので、匂いはそれほど気になりません。
また、最近ではあらかじめココナッツの匂いを抑えた香りのしないココナッツオイルも販売されているので、どうしても匂いが気になるという方にはおすすめです。
ココナッツオイルを料理に使う
ココナッツオイルはコーヒーに入れたり、食べたりと体内に取り入れることで、ダイエットにも効果が期待されていますが、匂いが気になるという方は、料理に使う方法もあります。
カレーなどに入れると、スパイスの香りが強いため、ココナッツオイルの匂いは気になりませんし、ココナッツオイルを入れることで、グリーンカレーっぽくなります。
また、ヨーグルトに混ぜたり、アイスに混ぜたりしても匂いが気にならず、おいしく美容や健康によい効果を得ることができるのでおすすめです。