ダシダの種類に「貝あさり」があり、これ一つで簡単にあさりのスープが作れて、韓国料理では鍋や炒め物など多くの料理に使われています。
最近では、スーパーなどでもよく見かけるダシダあさりですが、どんな料理に使ったらいいかわからないという方もいらっしゃいます。
そこで、便利なダシダあさりを使ったスープの作り方から、鍋うどん、クラムチャウダー、パスタ、炊き込みご飯などたくさんの料理に変身させる方法を紹介いたします。
ダシダあさりを使ったスープの作り方とアレンジについて
ダシダあさりで作るスープはあさりのダシがきいていて、いろんな料理に変身できるので、ここでダシダあさりを使ったスープの作り方から変身術を紹介いたします。
ダシダあさりのスープとアレンジ方法
- ダシダあさりでスープの作り方
- ダシダあさりのスープでキムチ鍋うどん
- ダシダあさりのスープでボンゴレ風パスタ
風邪予防にもなるダシダあさりのスープの作り方
ダシダあさりを4g(スティックタイプだと1/2本)と生姜のすりおろし1片、熱湯300~350㏄用意します。
スープカップや深めのマグカップにダシダあさりを入れて、生姜のすりおろしを加えます。
熱湯を注いでかき混ぜたら完成です。
ダシダのあさり味はそれだけでとてもうま味がつまったおいしいスープですが、生姜などを加えることで、体を温めてくれてノドにも優しい、風邪予防スープになります。
ダシダあさりのスープでキムチ鍋うどんの作り方
しめじ1/4株とえのき1袋をそれぞれ石づきをとって小房に分けて、豆腐1丁は水気を切って食べやすい大きさに、長ネギ1/2本は斜めにスライスしておきます。
鍋に水300㏄を入れて沸々してきたら、ダシダあさり小さじ2~3を加えて、しめじ、えのき、長ネギ、キムチ大さじ3、うどん1玉を加えて煮込みます。
ひと煮立ちしたら豆腐を加えて5分ほどぐつぐつ煮込んだら完成です。
具材はお好みで肉やシーフードミックスを加えてもおいしくできます。
ダシダあさりのスープで簡単ボンゴレ風パスタの作り方
鍋にお湯を沸かしてパスタを表記時間通りに茹でて、ゆで汁をお玉半分くらいとっておきます。
その間にフライパンにオリーブオイル大さじ1、ベーコン2~3枚(食べやすい大きさにカット)を炒めたら、ほうれん草お好みの量を入れてザっと炒めて、ダシダあさり小さじ2を加えてさらに炒めます。
パスタが茹で上がったら、フライパンに加えて、パスタのゆで汁もお玉半分くらい入れて、全体を絡めたら完成です。
ダシダあさりの風味で簡単ボンゴレパスタができちゃいます。
ダシダあさりのスープがおいしく変身!おすすめレシピ
ダシダあさりのスープは、洋風から和風まで色々な料理に変身できるので、ここでおすすめレシピを紹介いたします。
ダシダあさりのスープを使ったアレンジレシピ
- ダシダあさりのスープでクラムチャウダー
- ダシダあさりのスープで炊き込みご飯
- ダシダあさりのスープでスンドゥブ
ダシダあさりのスープで簡単クラムチャウダー
ダシダあさり大さじ3とベーコン3~4枚、バター5g、ニンジン1/2本、じゃがいも中1個、玉ねぎ1個、しめじ1/2株、牛乳150㏄を用意します。
ニンジン、じゃがいも、玉ねぎは食べやすい大きさに切り、ベーコンは1㎝幅にカットして、しめじは石づきを取り小房に分けておきます。
鍋にバターとベーコンを入れて焦がさないように炒めたら、ニンジン、玉ねぎ、じゃがいもの順に加えて炒めていきます。
しめじも加えてザっと全体にバターがまわったら、水100㏄とダシダあさりを加えて野菜が柔らかくなるまで煮込み、牛乳を加えて、沸々煮込んだら完成です。
あさりが入っていなくても、ダシダあさりのダシでおいしいクラムチャウダーになります。
ダシダあさりのスープであさりの炊き込みご飯
お米2合を研いで、通常の2合炊くときの水加減でお水を入れます。
ダシダあさり大さじ2を入れて全体を軽く混ぜたら、あさりを20~30個きれいに洗ってお米の上にのせます。
炊飯して、炊きあがったら火傷に注意してあさりの殻を取り除き、全体を軽く混ぜたら完成で、仕上げにあさつきなどを散らすと香りも良くおいしくなります。
あさりが手に入らない場合は、あさりの缶詰やパウチを買って作ると、殻を取る手間も省けて簡単にできます。
ダシダあさりのスープで簡単スンドゥブ
豚肉200gを食べやすい大きさに切り、鍋にごま油大さじ1とニンニクのすりおろし1片を入れて香りがでてきたら豚肉を加えて炒めます。
お肉に焼き色がついてきたら、キムチ200g、コチュジャン大さじ1を入れて焦げないように中火で1分~2分くらい炒めます。
水600mlとダシダあさり小さじ2を加えて、シーフードミックス100gも加えたら5分ほど煮込みます。
もやし1袋と豆腐300gを加えてさらに煮込み、5分ほど煮込んだら、最後に卵1個を割り入れて完成です。
辛い物が苦手な方はキムチの量を半分にして、コチュジャンを味噌にかえてもおいしくなります。
ダシダあさりのスープの活用術
ダシダあさりはなんでもおいしくなる万能調味料なので、ここでぜひダシダあさりを使って作ってほしい簡単レシピを紹介いたします。
ダシダあさりでもやしとニラのナムル
もやし1袋とニラ1/2束を用意して、ニラはもやしと同じくらいの長さに切り、それぞれ洗ってザルにあげて水気をきっておきます。
もやしとニラを耐熱容器に入れてラップをして、600wのレンジで3分ほど加熱すると野菜から水分が出てくるので、その水分は捨てておきます。
水分を切ったニラともやしにダシダあさり小さじ1、ニンニクチューブ3㎝くらい、ごま油小さじ1、すりごま適量を加えて全体を和えたら完成です。
作り置きしておけば、ビビンバはもちろん副菜としても使えて、ニンニクの量を少し減らすとお弁当にも使えます。
ダシダあさりで残り野菜のスープ
冷蔵庫に残ったキャベツのしんの部分や、ニンジン、玉ねぎなんでもよいので、それぞれ食べやすい大きさにカットします。
葉物野菜は煮込むので、大き目のざく切りが食べ応えがあります。
お鍋に切った野菜を入れて、お水を野菜の半分くらい浸る量を入れたら、蓋をして15分ほど中火で煮込み野菜を柔らかくします。
ダシダあさりを大さじ1加えて、全体をかき混ぜてさらに煮込んだら、ダシダあさりの野菜スープの完成です。
冷蔵庫の掃除にもなりますし、ダシダあさりだけで充分うま味のきいたスープになるのでダイエット中でもおすすめです。