コーレーグースは沖縄では昔から料理にかけて食べたりと多く使われており、スーパーや飲食店でも普通に置いてある調味料です。
そのため沖縄で初めてコーレーグースに出会い、その風味にはまったという方も少なくありません。
そこで、コーレーグースについて作り方や、沖縄のスーパーでしか買えないものなのか?またアルコールを使っているため飲酒運転にならないか?さらに効果と保存期間について調べてみました。
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コーレーグースとは?購入の仕方について
コーレーグースとは実際どんなものなのか?また沖縄のスーパーなどでしか買えないものなのかについて調べてみました。
コーレーグースについて
- コーレーグースとは
- コーレーグースはどこで買える?
コーレーグースとは
コーレーグースとは唐辛子を意味する沖縄の方言で、島唐辛子を泡盛に漬け込んだ沖縄の調味料で、コーレーグスーやクースなどと呼ばれています。
沖縄のスーパーなどで瓶詰めで販売されていたり、各家庭でコーレーグースを手作りして常備していたり、レストランなど飲食店には必ずと言っていいほど常備されている調味料です。
沖縄そばや味噌汁に入れたり、パスタにかけて食べたりと様々な使い方ができて、島唐辛子のピリッとした辛みと泡盛の風味がクセになると、初めて食べた人もやみつきになると言われています。
コーレーグースはどこで買える?
沖縄ではスーパーでもコンビニでもお土産屋さんでもよく見かけるコーレーグースですが、その風味にハマった人は沖縄に旅行に行った際に大量買いしたり、お土産にも喜ばれるそうです。
では、沖縄意外で買うことができないのかというと、そんなことはありません。
最近では大手スーパーなどで取り扱いしているところもありますし、アンテナショップや沖縄の物産展でも購入できます。
また、ネットショッピングでも簡単に購入できるので、コーレーグース好きの人や辛い物好きの方にはおすすめです。
コーレーグースの作り方とコーレーグースで飲酒運転になるのか?について
沖縄では島唐辛子を家庭菜園で育てている方も多く、コーレーグースをスーパーなどで買わずに、お家で作るという方も少なくありません。
そこで、コーレーグースの作り方と、コーレーグースのようなアルコールを使う調味料で、飲酒運転にならないかについても調べてみました。
コーレーグースの作り方と飲酒運転になるのか?について
- コーレーグースの作り方
- コーレーグースで飲酒運転になる?
コーレーグースの作り方について
用意するものは、唐辛子30本ほど、泡盛250ml、お酢小さじ2、保存用の消毒した瓶などです。
ビニール手袋などをはめた手で唐辛子のヘタを取って洗ったら、沸騰したお湯にサッと1分だけ湯通しして、すぐにザルにあげたら水気をよくきります。
キッチンペーパーなどの上に、唐辛子を重ならないように並べて、2~3日乾燥させます。
乾燥した唐辛子を消毒した瓶に1個ずつ入れていき、泡盛、お酢を入れたら、冷暗所に置いて1ヶ月以上寝かせたら完成です。
大量の唐辛子を素手でさわると危険なので、必ずビニール手袋をはめて扱うようにしましょう。
島唐辛子や泡盛がなくても、鷹の爪と焼酎で代用することも可能です。
コーレーグースでは飲酒運転になるのか?
コーレーグースはだいたい25度~30度くらいの泡盛を原料としているため、そのまま飲んでしまえば当然酔っぱらってしまいます。
しかし、唐辛子の辛さもしっかりあるので、コーレーグースをお酒のように飲むという方はほとんどいないでしょう。
一般的に酒気帯び運転となるのは呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15㎎以上からだそうで、どのくらい飲むかなどは個人差もありますが、だいたいペットボトルキャップ5杯分(37.5ml)で酒気帯び運転になることが多いそうです。
沖縄そばなど料理に適量をかけて食べる分には問題ないとは思われますが、アルコールに弱い方や妊娠中の方などは念のため注意したほうがよいでしょう。
コーレーグースの効果と保存期間について
コーレーグースは泡盛とたくさんの唐辛子からできており、唐辛子にはカプサイシンが含まれていることから、どんな効果があるのか?また保存期間について調べてみました。
コーレーグースの効果効能について
コーレーグースは料理の味をより引き立てておいしくしてくれる調味料というだけではなく、唐辛子のもつカプサイシンで発汗作用や脂肪燃焼効果が期待されています。
さらに、胃腸の動きを良くしてくれたり、抗酸化作用もあるので肌荒れを予防したりする効果もあると言われています。
カプサイシンは水に溶けにくくアルコールに溶けやすいという性質があり、泡盛を使ったコーレーグースはまさにカプサイシンの効果を発揮できる最適な調味料と言えます。
コーレーグースの保存期間について
コーレーグースは唐辛子と泡盛からできているので、基本的に腐ることはない調味料で、一度使っても、減った分量に泡盛をつぎ足して使えます。
また、1ヶ月、3ヶ月と漬け込む期間が長くなるにつれて、唐辛子の辛みも増していき長期間保存できますが、その分とても辛くなります。
辛くなりすぎた場合は、漬つた液と唐辛子を取り分けて、唐辛子の量を減らして調整してください。
常温保存で基本できますが、1年位長く使いたい場合は冷蔵庫で保存したほうが良いでしょう。
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