難しそうに思える梅干しの作り方ですが、実は簡単な作り方もあり、ジップロックを使って干さないでできる方法などもあるのです。
梅干し作りに挑戦したいけれど、失敗しそうでなかなかできないという方に、ジップロックやはちみつを使った簡単な梅干しの作り方や、紫蘇や氷砂糖を使った減塩された甘い梅干しの作り方、また残った梅酢の使い方について調べてみました。
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梅干しをジップロックやはちみつを使った簡単な作り方を紹介
梅干しは難しく手間がかかるイメージですが、干さないでジップロックでも簡単にできるので、作り方を紹介いたします。
干さないで作れる!梅干しの簡単な作り方
- ジップロックを使った梅干しの作り方
- はちみつを使った梅干しの作り方
ジップロックで簡単梅干しの作り方
干さないで作れるジップロックを使った材料も少ない簡単な作り方です。
用意するものは南高梅500g、天然塩90g、ホワイトリカー50㏄です。
南高梅は干さないで良いですが、下処理として洗って水分をしっかりふき取り、竹串でヘタを取ったらヘタの部分も水分をしっかりふき取っておきます。
ジップロックにホワイトリカーを入れたらジッパーを閉じて、全体に行き渡らせて消毒したらホワイトリカーは捨てます。
消毒したジップロックに梅を入れて塩をまぶすように入れたら、袋を閉じて冷蔵庫へ入れます。
10日くらいで梅酢が上がるので紫蘇を入れたい場合は、このタイミング赤しそを袋に加えます。
毎日軽く混ぜて置くことで、塩味のバランスの取れた梅干しが1年後には食べられるようになります。
はちみつで簡単梅干しの作り方
用意するものは、南高梅500g、ホワイトリカー50㏄、はちみつ50g、天然塩50g(梅の10%)です。
南高梅は大粒で完熟しておらず、キズがついていないものを選ぶようにしましょう。
梅はきれいに洗いザルにあげて、キッチンペーパーなどで梅についた水分をしっかりふき取ります。
梅干しを干さないので、竹串でヘタを取り、ヘタの部分も水分をしっかりふき取ります。
ジップロックに梅とホワイトリカーを入れて袋を閉じたら、梅とホワイトリカーを優しくなじませて、ホワイトリカーは捨てます。
天然塩とはちみつを梅の入ったジップロックに加えて、袋を閉じたら、空気を抜きながら全体がなじむように振ります。
500㏄のペットボトルなどを重石代わりに乗せて、冷蔵庫へいれます。
梅酢が上がる10日間くらいは、毎日ジップロックはひっくり返して、ジップロックが膨らむ場合は空気を抜くようにします。
1年たつとまろやかではちみつの香りの梅干しができます。
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紫蘇や氷砂糖を使った人気の甘い梅干しの作り方を紹介
梅干しは好きだけれど、酸っぱいのが苦手な方や塩分が気になる方など、紫蘇や氷砂糖を使った人気の甘い梅干しの作り方もあるので紹介いたします。
紫蘇や氷砂糖を使った梅干しの減塩方法
- 紫蘇を使った減塩梅干しの作り方
- 氷砂糖を使った減塩梅干しの作り方
紫蘇と酢で減塩できる梅干しの作り方
青梅10㎏、氷砂糖2㎏、粗塩1㎏、5倍酢750ml、赤紫蘇5㎏を用意して、青梅は1晩水につけてアク抜きをします。
アク抜きをした梅のヘタを爪楊枝などで取り除き、水気を切った梅を消毒した容器に入れて、上から氷砂糖、塩を入れて5倍酢を全体にかけます。
汁が上がるまで重石10㎏くらいを置いて、汁が上がったら梅が汁につかる程度に重石を軽くします。
梅の汁が上がっているのを確認したら、梅を取り出し、天日干しにして、赤紫蘇は塩でもんでアク抜きしたものを漬け汁に入れたら、天日干しした梅を戻して、紫蘇と混ぜます。
1週間くらいたつと梅の表面に赤紫蘇の色がついてきますが、1ヶ月漬け込むことで中までしっかり染み込ませます。
出来上がった梅干しは漬け汁からあげて消毒した保存用の瓶などに入れて、漬け汁も別の消毒した容器などに入れると紫蘇ジュースなど色々使えます。
五倍酢を使うことで減塩になり、カビ防止にもなります。
氷砂糖を使った甘い減塩梅干しの作り方
完熟梅1㎏をきれいに洗い水気を拭き取りヘタを取ったら、二重にしたジップロックに入れて、ホワイトリカー75㏄を回しかけて、梅全体になじませます。
ホワイトリカーが梅になじんだら、塩100g、氷砂糖100gを入れて、さらに全体がなじむように袋を揺らします。
空気を抜いて袋を閉じたら、冷暗所で保存して、そこから毎日袋の上下をかえて、梅酢もどんどん上がってくるので全体がよく漬かるように動かします。
天気の良い日を選んで1日梅を干したら完成で、通常よりほんのり甘い減塩梅に仕上がります。
残った梅酢は料理にも使えてジュースもできるので捨てないでください。
梅干し作りで余った梅酢の使い方について
梅干し作りでできた梅酢は捨てたらもったいないので捨てずにとっておきましょう。
そこで、梅酢の簡単な使い方を紹介いたします。
夏バテ予防に梅酢ドリンクの作り方
残った梅酢をグラスの半分に入れて、シロップをお好みの量入れたら、氷を入れてマドラーなどでかき混ぜたら完成です。
梅干しのクエン酸は疲労回復などに効果があると言われているので、夏バテ予防にもなります。
お好みで炭酸で割ったり、焼酎などで割ると梅酒っぽくもなります。
余った梅酢で簡単ドレッシングの作り方
梅干し2~3個お好みの量を種を取り除いたら刻んで叩いておきます。
ボウルに梅酢大さじ1、酢大さじ2、醤油大さじ1、みりん大さじ2、サラダ油大さじ2を入れたら、叩いておいた梅を合わせてよく混ぜたら完成です。
豆腐に紫蘇をのせて梅酢ドレッシングをかけて食べると、彩もよくさっぱり食べられるのでおすすめです。
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