お砂糖の中でもポピュラーな白砂糖やグラニュー糖はよく使われますが、黒砂糖を料理に使っているという方は意外と少ないのではないでしょうか。黒砂糖は白砂糖に比べて栄養豊富で、体にうれしい健康効果も期待できます。そこでこの記事では黒砂糖の料理への使い方を調査してきたいと思います!黒砂糖によく合う豚骨や豚肉料理の作り方、レシピもご紹介します♪
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黒砂糖ってどんな砂糖?
砂糖でよく知られているのは白砂糖やグラニュー糖ですが、黒砂糖は白砂糖と違って色々な成分を含んでいるため味に深みがあり、栄養も豊富なのです。
白砂糖も黒砂糖もサトウキビのしぼり汁を煮詰めて作られますが、黒砂糖は不純物を取り除くことなく濃縮されるのでサトウキビそのものの栄養が凝縮されています。
そのためビタミンやミネラルを豊富に含んでおり、その成分のおかげで健康効果が期待できるとうわけです。
黒砂糖には以下のような健康にうれしい効果があるといわれています。
- 疲労回復効果
- 美肌効果
- ダイエットの効果を促進する
- 冷え性緩和
- 血液サラサラ効果
これだけの効果が期待できる黒砂糖、料理にどんどん取り入れていきたいですよね♪
黒砂糖が合う料理はこれ!
栄養も豊富で、白砂糖よりも味に深みのある黒砂糖は、豚骨や豚肉料理に特によく合うといわれています。
黒砂糖を使った豚肉のおすすめのレシピをご紹介します♪
鹿児島の郷土料理!豚骨煮込み
鹿児島の郷土料理である豚骨煮込みは、黒砂糖を使うことでこっくりとした甘みと旨味を感じることができます。
煮込む時間は少しかかってしまいますが、作業としては材料を切って煮込むだけなのでやってみると意外と簡単にできるのでおすすめですよ。
材料
豚骨、大根、にんじん、こんにゃく
焼酎、白味噌、赤味噌、生姜、水、黒砂糖
- 油をひいて熱したフライパンで豚骨4切れを焼き、表面に軽く焼き目をつけていきます。
- 焼酎50㏄を入れて、強火でアルコールを飛ばしていきます。
- 大きめの鍋に2リットルの水をいれ、焼き目をつけた豚骨を入れて強火で煮ます。
- 強火でしばらく煮込んだ後、弱火にして灰汁をとりながら1時間煮込みます。
- 一口大に切った大根とにんじんを鍋に加えてさらに1時間煮込みます。
- 下茹でしたこんにゃく、生姜、白味噌大さじ1、黒砂糖大さじ2~3を入れて30分ほど煮込みます。
- さらに白味噌大さじ2、赤味噌大さじ1を加え弱火で煮て味を整えます。
- 器に盛り付けたらお好みで白髪ねぎや小ねぎを添えたら完成です。
鹿児島の郷土料理として有名な豚骨煮込みは、その美味しさからテレビ番組でも紹介されていますよ。
黒砂糖のコクと旨味を生かせる料理なので、ぜひ試していただきたいレシピです♪
お酒にもご飯にも合う!豚の角煮
豚肉料理の定番の豚の角煮は、黒砂糖を使うことで甘すぎずお酒にもご飯にも相性ぴったりの味に仕上がります。
大人から子供まで万人受け間違いなしのおすすめ料理ですよ♪
材料
豚バラ肉400g
黒砂糖1/4カップ
しょうゆ1/4カップ
泡盛(なければ料理酒)1/4カップ
水1/4カップ
- 黒砂糖、しょうゆ、泡盛(料理酒)、水はあらかじめ混ぜておき煮汁の準備をしましょう。
- 豚バラ肉は2㎝程度の厚さに切ります。
- 少量の油をひいたフライパンで豚バラ肉を焼き、両面にこんがりと焼き色をつけます。
- 豚バラ肉を焼いたときに出る油は、キッチンペーパーで取り除いておきます。
- 合わせておいた煮汁をフライパンに入れ、中火にかけます。
- 煮汁が煮立ったところで落し蓋をして弱火にし、20分ほど煮込みましょう。こがさないように途中で様子をみてください。
- 煮汁がなくなるまで煮込めば出来上がりです。
おすすめのレシピ2選をご紹介しましたが、他にも定番の豚の生姜焼きや豚バラ大根なども黒砂糖を使うことでコクが出て美味しいですよ♪
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