梅干しは最高の健康食材とも言われる一方で、気になるのは梅干しに使われている塩分の量です。
最近では塩分控えめの梅干しなどもありますが、実際梅干しの塩分量はどのくらいなのか、1日にどのくらい食べたらよいのかわかならいことは多いです。
そこで、梅干しの塩分量から1日の摂取量、また健康についての効果効能や、どうしても塩分が気になるときに塩分濃度を下げる方法などを調べてみました。
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180906-124011.png”]血圧が高めだから、梅干しは食べないようにしているけれど、健康に良いって聞くし実際どうなのかしら?塩分よりも健康への効果が高いなら食べたいわ!この機会に教えてほしいわ![/ふきだし]
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180908-111334.png” from=”right”]減塩タイプの梅干しだと梅本来のおいしさが感じられないような気がするのよね!塩分だけを抜いて、梅干しのおいしさを残す方法なんかもあれば教えてほしいわ![/ふきだし]
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梅干しの塩分量と賞味期限について
梅干しは毎日食べたいけれど、やはり気になるのはその塩分量です。
最近は減塩タイプなど塩分控えめの梅干しもありますが、実際、梅干しの塩分量はどのくらいなのか調べてみました。
梅干し塩分量と賞味期限
- 普通の梅干しの塩分量
- 塩分控えめタイプ梅干しの塩分量
- 塩分濃度と梅干しの賞味期限
通常の梅干しの塩分量
日本人が1日に摂取する理想の塩分量というのが、男性で9g未満、女性は7.5g未満とされています。
塩分を過剰摂取することで、高血圧などの様々な病気を引き起こす原因になるからです。
そこで梅干しの塩分量ですが、普通の梅干し1粒に含まれる塩分量は2gほどで、毎日1粒食べても健康上には何ら問題がない量です。
塩分控えめの梅干しの塩分量
健康に気を付けている方だと、塩分控えめを意識して、減塩タイプの梅干しを選ぶことが多いでしょう。
減塩タイプの梅干しの塩分量は1粒の大きさにもよりますが、だいたい1~0.8gです。
しかし、塩分控えめだからといって1日にたくさんの量を食べ続けると、もちろん塩分の過剰摂取になってしまうので、1日1~2粒くらいを目安に食べましょう。
塩分濃度と梅干しの賞味期限
梅干しは作り方や保存方法によって腐りにくく長期保存がきく食品です。
梅干しを腐りにくくするには塩分濃度が関係しており、塩には高い殺菌効果や防腐作用があるからです。
そのため通常の塩分量の梅干しの賞味期限は最低でも1年は持ちますが、塩分控えめに作られた梅干しだとスーパーで売られているものだと3ヶ月から6ヶ月くらいの賞味期限になります。
梅干しは塩分控えめにすると健康食材になるか?
梅干しの塩分量は健康的には気になるところですが、実は梅干しには健康や美容に良いとされる成分がたくさんあるのです。
そこで、梅干しの1日の摂取量からどんな食べ方が理想的か?また梅干しが健康にもたらす効果効能について調べてみました。
梅干しは最高の健康食材
- 梅干しの1日の摂取量と食べ方
- 梅干しの効果効能について
梅干しの1日の摂取量と食べ方
梅干しの1日の理想とされる摂取量は1~2粒ほどで、このくらいであれば梅干しの塩分量が健康に何らかの影響を与えることはありません。
もし梅干しを食べすぎたり、塩分の多い食事をとった場合は、カリウムを含む食品を一緒にとることで、塩分を体の外に排出してくれる作用があるので、そういった食品とあわせて取るとよいでしょう。
カリウムが多く含まれている食品はバナナやほうれん草、乾燥わかめなど普段から身近にあるものばかりです。
梅干しを食べすぎたり、塩分を取りすぎたと感じる場合は、わかめスープや食後にバナナを食べるなどすると良いでしょう。
梅干しの効果効能について
実は昔から梅干しは最高の健康食材と言われて重宝されてきました。
梅干しの酸っぱさの原因であるクエン酸は、血液をサラサラにすることで血流を改善して体内の免疫力を高め、それにより風邪やインフルエンザにかかりにくい体になると言われています。
またポリフェノール類も含まれており、血圧の上昇を抑えて動脈硬化を予防し、さらにカルシウムの吸収を助ける働きをする効果もあるとされています。
最近では梅干しに熱を加えることで生まれるバニリンという成分に、脂肪細胞の成長を抑えたり、ダイエット効果も期待されています。
梅干しの塩分濃度を下げる原理や無塩梅干しについて
梅干しは好きだけれど、血圧が気になる方はできるだけ塩分濃度を下げて、おいしく食べたいと思うでしょう。
そこで梅干しの塩分濃度を下げてもおいしく食べられる原理について調べてみました。
呼び塩で梅干しの塩分濃度を下げる
古くから日本には梅干しや干物などのうま味は残して塩分濃度だけを下げる「呼び塩(迎え塩)」という方法があるそうです。
塩水に梅干しを入れて好みの濃さになるまで放置するだけという簡単な方法で、普通の水で塩を抜くよりも、塩水のほうが早く塩分が抜けて食品も水っぽくならないそうです。
梅干しのうま味を残して塩分濃度が下がるので、塩分が気になるという方は試してみても良いかもしれません。
ただし、塩分が減ることで保存性も低下しているので、塩抜きした後は早めに食べるようにしましょう。
塩を使わない無塩梅干し
最近では、塩を使わず酢とはちみつだけで梅干しを作る無塩梅干しがネット通販で売られていたり、自家製する方も増えてきています。
塩のかわりに、同じように防腐や殺菌作用のある酢を使うことで、梅干しが長期保存できるようにしたのです。
できあがった梅は、冷蔵庫や冷凍保存も可能だそうで、梅に酢だと酸味が強くなりそうですが、はちみつを使っているものだとまろやかで酸っぱい物が苦手な方でも食べやすくなっています。
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180906-124011.png”]梅干し自体そんなに思っていたほどの塩分量じゃないのね!健康に効果的な成分も多く入っているし、1日に1粒くらいだったら食べても平気だわ!なんでも食べすぎないように上手に梅干しもこれからは取り入れていきましょう![/ふきだし]
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180908-111334.png” from=”right”]呼び塩なんて方法があるなんて知らなかったわ!それに最近は無塩タイプの梅干しまででてきたのね!梅干しは確かに健康にも良いし、これからはいろんな種類の梅干しを食べすぎない程度で楽しんでみましょう![/ふきだし]
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