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カレー粉で作る簡単ヘルシーなカレー!子供に人気の甘口や、とろみが足りず失敗しないカレーの作り方!

みんな大好きな「カレー」ですが、ルウを使わずにカレー粉を使えばヘルシーに作ることができます。

難しそうに思えますが、ルウを使わなくてもカレーは簡単に作れます!

そんなカレー粉を使って作る簡単なカレーの作り方をご紹介します!

 

また、子供でもおいしく食べられる甘口カレーや、「とろみが足りない!」などの理由で失敗しないカレーの作り方のポイントもお教えします。

カレー粉で作れば、子供が好きな甘口など辛さの程度や、とろみの強さも自由自在で何よりヘルシーですよ♪

カレーはルウを使えば簡単に作れるけど、カレー粉だけでも本当に簡単に作れるのかしら?でも、確かにルウはカロリーが高いイメージがあるから、使わないで簡単に作れるのだったら、ぜひその方法を知っておきたいわ。
カレー粉は辛いイメージがあるから、子供でも食べられるのかが心配だわ。とろみが足りないっていう失敗はやりがちだから、それを防ぐポイントなんかも詳しく知りたいわね。

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目次

カレー粉で作るカレーの簡単な作り方を大公開!

カレー粉とは、カレー料理で使われるミックススパイスのことです。

主な材料は、辛味の唐辛子や、味と香りのクミンやコリアンダー、色のターメリックなどで、これら複数のスパイスをそれぞれ焙煎し、粉末にし、ブレンドさせて熟成させることによって完成します。

 

「開封後も常温で保存している」かもしれませんが、これは基本NG!

注意
劣化の原因である湿気と酸素を避けるため、開封後は「冷蔵庫」に入れましょう。

香りが他の食品に移るのを防ぐためにも、ポリ袋などには入れず、ガラス瓶などしっかり密閉できる容器に入れるのも忘れずに!

 

それでは、カレー粉を使った簡単なカレーの作り方をご紹介していきます。

まずは、材料です。

材料 分量・5人分
豚薄切り肉・一口大に切る 200グラム
タマネギ・薄切りとみじん切りを半々 2個・400グラムくらい
ニンジン・乱切り 1本・100グラム
ジャガイモ・乱切り 1個・200グラム
サラダ油 大さじ2くらい
コンソメ(固形) 1個
小さじ1
砂糖 大さじ1
700ミリリットル

野菜はあらかじめ切っておきましょう!

お好みで、香り付けのにんにく・ショウガ(1かけずつ)などをみじん切りにしていれてもおいしいですよ!

注意
カレー粉には味をつける調味料が何も入っていないため、カレー粉だけを入れてもおいしいカレーにはなりません。塩・コンソメを忘れずに!

 

続いて、カレールウの材料です。

材料 分量・5人分
カレー粉 大さじ2
サラダ油 大さじ2と1/2
薄力粉 大さじ4

ここからは、作り方になります。

 

①肉と野菜を炒めます。

鍋にサラダ油を入れて熱し、みじん切りにしたタマネギだけを入れ、弱火できつね色になるまで20分ほど炒めます。

豚肉を加え、肉の色が変わったら、野菜を加えてさらに中火で10分ほど炒めます。

 

②鍋に水とコンソメを入れ、煮込みます。

沸騰したらアクを取り、ふたを少し開けて弱火~中火の火加減で20分ほど煮込みます。

 

③カレールウを作ります。

具材を煮込んでいる間に、フライパンにサラダ油と薄力粉を入れ、薄いきつね色になるまで弱火で10分ほど炒めます。

POINT
薄力粉は焦げやすいので、後半は特に慎重に炒めましょう!

 

火からおろし、濡れた布巾の上でフライパンを冷ましてからカレー粉を加え、よく混ぜ合わせます。

注意
高温のままカレー粉を混ぜると、カレー粉本来の風味が損なわれてしまいます!

 

④カレールウを鍋に移します。

フライパンで作ったカレールウに、具材を煮込んでいるスープをお玉一杯ずつ、数回に分けて加えて混ぜ合わせます。

ルウが均一にのばせたら、火を止めた鍋に移し、よく溶かして混ぜてから、再び火を点けます。

 

⑤調味して完成です。

焦げないように軽く混ぜながら弱火で5分ほど煮込み、塩と砂糖で味を調えたら、完成です!

 

作り方は、ルウを作る工程が増えるだけで、ルウを使ったカレーと変わりません。

カレー粉や塩・砂糖は、味見をしながらお好みで加減してくださいね♪

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カレー粉を使って作るカレーは本当にヘルシーなの?

「カレールウを使ったカレーは高カロリー」というイメージが強いかと思いますが、実際にカレー粉だけで作ったカレーと比べるとどうなのでしょう?

また、カレー粉を使ったカレーのメリットもお伝えします!

 

カレー粉は本当にヘルシー?

カレー粉のカロリーは100グラムあたり415キロカロリー、カレールウの場合は512キロカロリーとどちらも高カロリー、という印象を受けます。

カレールウは、ひとかけら約20グラムが一人分なので、一人分では102キロカロリーほどになります

 

しかし、カレー粉の場合は、上記のレシピでは5人分で大さじ2の分量となるので、一人分では小さじ1強。

大さじ1・約6グラムあたりのカロリーが25キロカロリーなので、一人分では10キロカロリー以下となります。

5人分では、大さじ2なので50キロカロリーとなります。

こう考えると、カレー粉はとても低カロリーというイメージですが、カレーを作るには「薄力粉」・「油」と混ぜ合わせる必要があります。

 

薄力粉は大さじ1あたり約30キロカロリーなので、大さじ4では約120キロカロリー。

サラダ油は大さじ1あたり111キロカロリーなので、大さじ2では222キロカロリー。

合計すると、5人分では約392キロカロリーとなります。

POINT
つまり、5人分では市販のルウよりも100キロ近くカロリーオフができるということになります!

カレー粉の方が本当にヘルシーになりましたね♪

続いては、カレー粉に含まれる栄養成分から、カレー粉を使うメリットをご紹介します!

 

栄養豊富だけじゃない!カレー粉でカレーを作るメリットとは?

カレー粉はたくさんのスパイスがブレンドされて作られているので、幅広い栄養成分が含まれています。

主なスパイスの効果を表でまとめてみました。

スパイス 効果
クミン 消化促進・健胃作用。インドでは下痢や腹痛の際に食されることが多い。
ターメリック 消化作用や新陳代謝を活性化させる。肝機能を高める効果も。
コリアンダー 胃腸の働きを活発にさせ、新陳代謝をあげる。食欲増進や発汗効果も。
赤唐辛子 健胃・血行促進効果、抗酸化作用がある。発汗作用で脂肪燃焼にも効果的。

このように、スパイスが主なカレー粉で作られるカレーは、おなかの調子を整え、ダイエットにも効果があるといわれます。

また、食欲をそそるエスニックな風味を持ち、塩分や糖質も控えめなので、カレー粉を味つけに加えることで、その他の調味料の使用量を減らしても料理が風味豊かに仕上がり、制限を受けている方でもおいしい料理を楽しむことができます。

 

カレー粉でカレーを作るメリットは豊富な栄養成分だけではありません!

そのメリット2つをご紹介します!

 

①油脂を含まないのでヘルシー!

市販されているカレールウは、具材を煮込んだ鍋に入れるだけで味がすべて決まるので調味料がいらない、というメリットがありますが、カロリーはお高め、というデメリットがあることをここまででまとめてきました。

POINT
カレールウのカロリーが高いのは、一番多く含まれている原材料が「油脂」だから!

カレールウ全体の3分の1を油脂が占めるそうで、これに小麦粉、調味料、スパイス、添加物などを混ぜ合わせ、成形してカレールウは作られます。

油脂は、おもに胃もたれや胸のむかつき、体のだるさを引き起こします。

 

カレー粉で作るカレーは、そんな体の不調を引き起こす油脂を含んだカレールウを使わない上に、カロリーが高い小麦粉や油の量をお好みで調整することができるため、ヘルシーなカレーを楽しめるというわけですね♪

 

②洗い物が楽になる!

どんなにおいしいカレーが作れても、食べ終わった後にカレーがこびりついた鍋を見ると憂鬱な気分になってしまいますよね?

スポンジにカレーの色がついてしまう上に、油汚れは洗剤をたくさん点けないと落ちない、さらに汚れは落ちても臭いが残ってしまう……、というモヤモヤは感じたことがあると思います。

そのしつこい汚れの原因も、カレールウに含まれる「油脂」だったのです!

カレー粉で作ったカレーなら、しつこく汚れが鍋に残ることは少なく、油の量によっては流水だけでも十分に汚れが落ちていくそうなんです。

「洗い物が面倒……」というお悩みを抱えている方には、特にオススメですよ!

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甘口・失敗しないカレーの作り方のポイントとは?

 

カレー粉を使って作るカレーは簡単に作れて、しかもヘルシー!ということがここまででわかったかと思います。

けれども、カレー粉を使って作る場合は、カレールウと違い自分で味を調整しなければいけません。

さらに、食べやすくするためにつけるとろみが足りない、という失敗が多いのも事実です。

 

「自分好みのおいしいカレーをヘルシーに作れるようになりたい!」

そんな思いのために、カレー粉を使って作る「甘口」カレーと、失敗しないカレーの作り方のポイントをご紹介していきます。

 

子供も安心して食べられる!甘口カレーにするポイントとは?

市販のカレー粉をそのまま使って作ると、子供にとっては辛すぎてしまいます。

スパイスを自らブレンドしてカレー粉を使う場合は、スパイスのうち辛さの素となる赤唐辛子など入れなければ辛くない、でも香り豊かなカレーを作ることができます。

でも、自らスパイスをブレンドしてカレー粉を作るのは面倒ですよね?

 

そこで、上記のカレーのレシピを元に、加えると甘口になる食材の一部をご紹介します!

  • リンゴ、マンゴー、バナナなどのすりおろしや、ママレード
  • 牛乳やココナッツミルク、スキムミルク
  • コーンクリーム缶
  • ハチミツ
  • チョコレート

ハチミツ・チョコレート以外の食材は、カレールウを作るフライパンでカレー粉や小麦粉などといっしょに混ぜてから、鍋に移してます。

POINT
ハチミツは鍋で具材といっしょに長時間煮込みましょう。

量は味をみながら、お好みで調整してくださいね♪

 

失敗しない!ちゃんととろみがつく作り方のポイント!

カレーは、小麦粉に含まれるデンプン質によってとろみがつきます。

だから、カレールウには小麦粉が含まれているのですが、方法を間違えてしまうとちゃんととろみがつかずに、失敗したカレーになってしまいます。

 

POINT
カレーにとろみをちゃんとつけるためには、小麦粉を入れる前に「鍋の火を止める」ことが必要です!

高温の状態の鍋に入れてしまうと、デンプン質が全体に混ざり合う前に固まってしまい、ダマになってしまいます。

 

「カロリーや血糖値が気になるから小麦粉を使いたくないけど、とろみもちゃんとつけたい!」という場合には、ジャガイモでとろみをつけることもできます。

すりおろしたり、マッシュポテトにして加えるとグルテンフリーでヘルシーなカレーに仕上がります♪

また、片栗粉なら、小麦粉と同じように使うことができるのでジャガイモよりも簡単に作ることができます。

 

カレー粉を使って作るカレーだけでなく、カレールウを使う場合でも「とろみがつかない」という問題が起きる場合があります。

注意
それは、デンプンを分解するはたらきを持つ消化酵素「アミラーゼ」が混入してしまう場合です!

アミラーゼは唾液に含まれる成分ですので、味見をするときは小皿に取り分けるなど、混入を防ぐようにしましょう。

 

さらに、アミラーゼはハチミツ、しょうゆ、味噌などの調味料にも含まれる成分です。

アミラーゼは高温だとその機能を失うため、ハチミツなどの調味料を使いたい場合は、ルウや小麦粉を入れる前に鍋に入れて長時間煮込んでおきましょう。

POINT
ルウを入れた後に、しっかり仕上げの煮込みをすることも、とろみをつける上ではとっても重要!

ルウを入れた後は焦げやすくなるので、よくかき混ぜながら煮込んでくださいね。

 

ここまで、カレー粉を使って作る簡単なカレーの作り方と、甘口・失敗しない作り方のポイントをお伝えして参りました!

 

ルウを使わずにスパイスだけで作ったカレーは、薬膳カレーともいわれ健康にとってもいいですよ!

自分の好きな味を追求できるのも魅力の一つ!

この記事を参考に、ぜひ、作ってみてくださいね♪

ルウを使わなくても、ルウを作る手間が増えるだけで、カレーを作る工程はほとんど変わらないのね。小麦粉なしで作れば、よりカロリーが抑えられてヘルシーになるわ!
有名なカレールウにも入っているけど、やっぱりリンゴとハチミツはカレーの甘みをつけるのにいいのね。でも、ハチミツを入れると、消化酵素でとろみがつかなくなってしまうから、長時間煮込まなきゃいけないのね。それさえ守れば、簡単に作れるから、もうルウがなくてもカレーが作れそう!
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