食欲を増すにおいが特徴的なにんにくは、栄養満点の食材です。
にんにくは、2つ切り、スライス、みじん切りなど、使う料理によって切り方が違いますよね。
切り方によって、にんにくのにおいの強さ、栄養に違いは出るのでしょうか?
スライスやみじん切りなど、にんにくの切り方による違いを調べました!
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180906-124011.png”]にんにくは、切り方によってどんな違いが出るんだろう?料理に合った切り方を覚えたいな![/ふきだし]
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180908-111334.png” from=”right”]同じスライスでも、繊維に沿って切るか、繊維に垂直に切るかでも、違いがでるのよ。切り方を覚えて、様々なにんにく料理を作りたいわね![/ふきだし]
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にんにくは、切り方の違いでにおいの強さや風味が変わるの?
にんにくは、料理の味のアクセントとなり、風味づけにもなる食材ですよね。
スライスやみじん切りなどの切り方によって、料理をさらに美味しくすることができます。
切り方を変えると、どんな違いが出るのでしょうか。
にんにくをつぶす
まずは、にんにくを切るのではなく、つぶす方法がありますね。
マイルドな風味が出るので、スープや煮込み料理に適しているんです。
少しだけにおいを出したいときや、においをすぐにオイルに移したいときは、つぶしたにんにくを使ってみてくださいね。
にんにくのつぶし方
- 皮のままのにんにくをまな板に置き、根元の硬い部分を切ります。
- にんにくに包丁の腹をあてて、体重をかけてつぶします。
- つぶれたら、にんにくの皮をむきます。
必ず皮のままのにんにくをつぶしましょう。
つぶすときに滑りにくくなりますし、つぶれてから皮をむいた方が、むきやすいからです。
にんにくを縦半分の2つに切る
にんにくを2つにする切り方は、オイルににんにくの香りを移すことができ、野菜いためやパスタにぴったりです。
にんにくの芯の部分は、加熱すると苦味が出るので、つまようじなどで取り除きます。
この切り方をしたにんにくは、料理の香りづけに使ったものなので、食べないで取り出してくださいね。
オイルを入れたフライパンに、にんにくを入れたら、焦がさないように弱火から加熱していくのがポイントです。
にんにくをスライスする
にんにくの芯を取り除いてからスライスすると、つぶすよりも強いにおいが出ます。
肉にしっかりと風味がつくので、ステーキなどの肉料理に使います。
にんにくの繊維を断ち切るように、繊維に対して垂直にスライスすると、においが強く出ます。
にんにくの繊維に沿って切ると、においは弱めになりますよ。
にんにくをみじん切りする
みじん切りは、香りを強く出したり、素材に風味を強めにつけたりするのに適しています。
アヒージョには、にんにくのみじん切りが使われますよね。
みじん切りにしたあとに、フライパンで熱する場合は、焦がさないようにしてください。
風味が損なわれるので、必ず弱火で加熱してくださいね。
にんにくをすりおろす
にんにくをすりおろす方法も、香りを強く出したいときにオススメです。
皮をむき、両端を切り落としてからすりおろしましょう。
料理の下味やお刺身に使うこともできますし、ジェノベーゼソースにも使えます。
すりおろしてすぐのにんにくは、抗菌・殺菌作用が期待できます。
にんにくの栄養をしっかり摂取できる切り方は?
にんにくの栄養といえば、アリシンです。
アリシンは、ビタミンB1の吸収を助け、疲労回復や滋養強壮、血行改善、血栓の予防など、多くの効果があります。
このアリシンをしっかり摂取するには、にんにくをどのように切ったら良いのでしょうか。
にんにくの栄養、アリシンを出す切り方は?
にんにくの栄養成分であるアリシンを増やすには、より繊維を断ち切る切り方をすることです。
つまり、スライスやみじん切りより、すりおろしがもっともアリシンが多くなる切り方と言えます。
アリシンは揮発性が高く、放っておくと20分くらいで空気中に消えます。
にんにくは、切ったらすぐにオイルに溶かしこむことが、アリシンには有効です。
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180906-124011.png”]切り方だけで、にんにくの栄養に違いが出るとは知らなかったわ![/ふきだし]
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180908-111334.png” from=”right”]にんにくの栄養には、熱に弱いものもあるので、必ず弱火で調理してくださいね![/ふきだし]
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