にんにくは、食欲を増すにおいと、ほくほくとした食感がたまりませんね。
にんにくは、皮ごとレンジに入れて調理すると良いんです!
時間を守って皮ごとレンジで加熱すれば、皮が簡単にむけてにおいも減り、ほくほくになります!
加熱後の栄養の変化を知っておきたいですね。
にんにくのレンジ調理の時間、栄養変化について調べましたよ!
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180906-124011.png”]にんにくの薄い皮を簡単にむくには、どのくらいの時間、レンジで加熱すればいいのかな?[/ふきだし]
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180908-111334.png” from=”right”]レンジで加熱して、にんにくの栄養がなくならないかも気になるわよね。さっそく見ていきましょう![/ふきだし]
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にんにくの薄い皮を簡単にむく方法!レンジで簡単にむける?
にんにくは、外側の皮は簡単にむけますが、薄い皮をむくのが面倒ですよね。
一生懸命むいたところで、においが手に残って、なかなか消えないストレスもあります。
にんにくの薄い皮を、短い時間で、簡単にむく方法があるんです!
- にんにくを一片ずつに分け、根本側を切ります。
- そのまま耐熱皿にのせて、電子レンジ(500w)で10~20秒くらい加熱してください。
- にんにくの端の方をつまみ、押し出すように皮をむきます。
短い時間でラップも要らないので、手軽にできますね♪
にんにくをレンジで調理するときの注意点は?
加熱する時間は必ず守ってください。
加熱しすぎると、にんにくが膨張して割れてしまいます!
また、にんにくを冷凍保存している場合、レンジで調理するとフニャフニャになってしまいます。
冷凍したにんにくは、凍ったまま切るか、10分ほど自然解凍してから調理してくださいね。
にんにくは、加熱するとニオイが減るって本当?その理由は?
にんにくを加熱すると、にんにくの表面の強烈なにおいが減るんです。
加熱したにんにくを調理すれば、手ににおいがつきにくくなって良いですよね。
どうして加熱したにんにくは、においが抑えられるのでしょうか?
にんにくの酵素は熱に弱い!
にんにくのにおいは、アリインという成分が原因です。
アリイン自体は無臭です。
にんにくを切ったり潰したりすると、アリインがアナリーゼという分解酵素と反応し、アリシンというにおい成分に変化するんです。
分解酵素であるアナリーゼは熱に弱く、熱を加えると働きを失います。
アナリーゼが働かなくなれば、におい成分のアリシンが発生しません。
なので、にんにくは中まで火を通すと、においの発生を抑えられるんです。
にんにくの加熱にはレンジが最適!
にんにくは、焼いたり蒸したりすると、火の通りにムラが出ますよね。
レンジは、食材内部にある水の分子を電磁波で振動させて、摩擦熱を起こして熱します。
つまり、短時間で中までしっかり熱が通るので、焼いたり蒸したりするよりも、においの発生が抑えられるんです。
にんにくの栄養は、加熱しても大丈夫?栄養は変化するの?
にんにくをレンジで加熱すると、皮もむけるし、においも抑えられます。
加熱することで、にんにくの栄養や、効果・効能はなくならないのでしょうか?
栄養満点と言われるにんにくの栄養をしっかり摂取したいですから、気になります。
にんにくのの栄養のカギは、アリシン!
にんにくに含まれる栄養は、ビタミン、葉酸、食物繊維、カリウムなどですが、にんにくの効能のほとんどは、アリインという成分によるものです。
無臭であるアリインが、分解酵素アリナーゼによって分解され、アリシンができます。
このアリシンに、さまざまな健康効果があると言われています。
にんにくの効能:殺菌作用、食欲増進、疲労回復、血糖値改善、血流改善、代謝促進、抗酸化作用(アンチエイジング)など
アリシンは、にんにくのにおい成分です。
加熱してにおいを抑えてしまうことで、にんにくの栄養が減ったり、変化したりするのでしょうか?
にんにくの栄養は、加熱後どうなるの?
分解酵素アリナーゼは、熱に弱いです。
アリナーゼがなくなれば、にんにくの効能の元であるアリシンがつくられず、アリシンの栄養を享受できませんよね。
しかし、加熱しても、少しのアリナーゼは残ります。
また、体内にあるビタミンB6が、アリナーゼの代わりになってくれるんです!
つまり体内でアリインがアリシンに変化するので、アリシンの栄養を取れるんです!
しかし、やはり生のにんにくよりは、加熱した方がアリシンの効能は弱まっています。
にんにくは、やっぱり加熱した方が良い!
にんにくのアリシンは、少し減らしてから食べた方が、体にやさしいんです。
なぜなら、アリシンがもつ強すぎる抗菌・殺菌作用に体が反応すると、下痢や胃痛を引き起こすことがあるからです。
加熱すればアリシンの発生が抑えられているので、体への負担が少なくなります。
加熱して刺激が少ないにんにくと言っても、とりすぎは禁物ですよ。
以下が、にんにくの1日の摂取量目安です。
生のにんにく | 1片 |
加熱したにんにく | 2~3片 |
にんにくを多めに食べたいときは、加熱した方がいいですね。
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180908-111334.png” from=”right”]にんにくを加熱すると、強力すぎる殺菌効果を薄めるから、体への負担も減るんだね![/ふきだし]
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180906-124011.png”]焼いたり蒸したりして加熱するのもいいけど、レンジで調理すれば、均等に熱が行きわたるからオススメなんですね![/ふきだし]
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