はちみつの賞味期限は長いと言われていますが、使っていると上のほうに白い粒々がでてきて分離したり、色が黒い色に変色してきたりして心配になって捨ててしまうこともあるでしょう。
しかしはちみつは腐るものではなく、保存状態をきちんとしていれば開封後も長く使えるものなので、捨ててしまうととてももったいないのです。
そこで、実際はちみつの賞味期限はどのくらいで、あの白いものはカビなのか?また未開封じゃないはちみつは賞味期限を1年過ぎても使えるのかを調べてみました。
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180906-124011.png”]まだ未開封のはちみつでもそのまま置いておいたら白い塊ができていて、使えるかどうか心配で捨てるべきか迷っていたところなの!この機会にはちみつについて調べてみましょう![/ふきだし]
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180908-111334.png” from=”right”]久しぶりにはちみつを使おうとしたら、黒い色になっててしかも固まっていたからすっかり腐ってしまったと思って捨ててしまったの!どうやったらはちみつが賞味期限きれかどうかわかるのか教えてほしいわ![/ふきだし]
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はちみつの賞味期限と白いものは?
はちみつは砂糖と比べてあまり頻繁に使うことはない分、いざ使う時に白い粒や塊ができていて不安になることもあるでしょう。
そこではちみつの賞味期限とあの白いものが何なのかについて調べてみました。
はちみつの賞味期限や白くなる理由
- はちみつの賞味期限
- はちみつが白くなる理由
はちみつの賞味期限は?
はちみつの賞味期限はだいたい2~3年で表示されているものが多いようです。
しかし、純正のはちみつは実は腐らないので基本的にはっきりとした賞味期限はないと言われています。
はちみつの箱などに賞味期限が記載されている理由は、日本では法律で食品に賞味期限を表示記載することが決められているからなのです。
賞味期限がないということは開封してから1年たっても使えるということですが、保存状態によっては外気にふれたり、日に当たったりなど温度なども影響して味や風味が損なわれることもあります。
はちみつの白いものの正体は?
はちみつを保存しておいて時間がたってくると、はちみつの中に白い粒々ができたり、白い塊がでてくることがあります。
カビ?と不安になって捨ててしまう方もいるかもしれませんが、これは「はちみつの結晶」で、はちみつの特性なので品質には何も問題ないと言われています。
はちみつの成分は約8割以上がブドウ糖や果糖で、この果糖やブドウ糖が多いほど白い結晶はできやすいと言われています。
白い結晶化したはちみつも、お湯で溶かしたり熱を加えれば元の液状になるので、はちみつが白いからといって捨てないで使うようにしましょう。
はちみつが黒くなったり分離した時の使い道について
はちみつは時間がたったり保存状態によって分離したり、茶色や黒い色に変色してくる場合があります。
そこで変色する原因と使い道について調べてみました。
はちみつが黒くなったり分離した時の使い道
- はちみつが黒くなったり分離する原因
- 黒くなったはちみつの使い道
はちみつが黒くなったり分離する原因とは
はちみつが白い場合は原因はブドウ糖の結晶ですが、はちみつを長い期間使い続けていくと、茶色や黒く変色することがあります。
茶色が濃くなった場合は、はちみつの糖質がカラメル化しただけなので問題なく使えます。
また黒くなった場合は、はちみつのたんぱく質と糖が結びついたことが原因と言われており、こちらも問題なく使えるそうです。
さらに白い結晶や変色を起こして、分離するのも結晶化した部分と液状の部分が分離しただけなので、一度温めることで液状に戻ります。
黒い色に変色したはちみつの使い道
賞味期限を過ぎたはちみつでも使うことは可能ですが、保管場所や保存状態によって黒い色に変色しているはちみつを使う際には注意すべきことがあります。
何か他に水飴や混ぜ物があるはちみつの場合は腐ってしまったり、カビが生えることがあるので、成分表示をまず調べて純正のはちみつかをチェックしましょう。
黒い色や茶色に変色したはちみつは、味や風味は落ちているので、そのまま食べるよりも料理に調味料として使うことをおすすめします。
未開封ではない賞味期限を1年過ぎたはちみつについて
未開封ではないはちみつの賞味期限が1年以上過ぎてしまった場合使うことができるのかどうか?また開封後のはちみつを上手に使うための保存方法について調べてみました。
はちみつの白い結晶とカビの見分け方
純正のはちみつは基本腐ったりカビが生えることはほとんどないと言われています。
そのため未開封でない場合でも保存状態が問題なければ、賞味期限を1年過ぎていても使えるそうです。
はちみつの上半分くらいに白い塊で粒々しているものは結晶なので、溶かしてそのままはちみつとして使って大丈夫です。
しかし、白いけれどフワフワしたほこりのようなものや、白い中に黒い点などがあればカビの可能性が高いので使うのはやめておきましょう。
開封後のはちみつの保存方法
開封後のはちみつは冷蔵庫や冷凍庫に入れてしまうと、固まって取り出しにくくなってしまったり、結晶化が進むので冷蔵庫などでの保存はやめましょう。
常温で直射日光が当たらない冷暗所で保存して、開封後からできれば1年以内で使い切ることが、おいしく風味を損なわずにはちみつを楽しめるのでおすすめです。
また、瓶などからはちみつを取り出す際には清潔なスプーンを毎回使って、瓶の蓋もしっかりしめてしまうようにしましょう。
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180906-124011.png”]はちみつの白いのは結晶だったなんて知らなかったわ!溶かせばまだ使えるならいいこと聞いたわ!早速溶かして使うようにしましょう!これからははちみつを無駄にせずに済むわね![/ふきだし]
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180908-111334.png” from=”right”]はちみつは基本腐らないものなのね!黒いとか白いとか色だけで判断して捨ててしまってもったいないことしたわ!これから使うはちみつはきちんと保存して最後まで使い切るようにしましょう![/ふきだし]
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