コーンスターチはカスタードクリームやプリンを作る際には、とろみをつけてくれる役割を持ち、クッキーやタルトなど焼き菓子ではサクサクにしてくれてお菓子作りにかかせません。
そのため、コーンスターチを買い忘れて、お菓子作りで困った経験のある方もいらっしゃるでしょう。
しかし、コーンスターチがなくても代用で片栗粉を使っておいしくお菓子を作ることができるのです。
そこで、コーンスターチがなくても代用の片栗粉でカスタードやタルトなどのお菓子の作り方を紹介いたします。
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180906-124011.png”]コーンスターチがなくても代用の片栗粉でちゃんとプリンとかおいしくできるって本当かしら?片栗粉は料理で使うから必ずあるし、代用の仕方をぜひ教えてほしいわ![/ふきだし]
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180908-111334.png” from=”right”]片栗粉でカスタードクリームは作れることは知っているけれど、さすがにチーズケーキやクッキーは無理なんじゃないかしら?簡単なら作ってみたいし、ちょっと調べてみましょう![/ふきだし]
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コーンスターチの代用で片栗粉を使ったお菓子作り
コーンスターチがなくてカスタードクリームが作れなくて困った経験のある方もいらっしゃるでしょう。
そんな時は代用で片栗粉でも作ることができるので、片栗粉を使ったお菓子の作り方を紹介いたします。
コーンスターチの代用でお菓子作り
- 片栗粉でカスタードプリン
- 片栗粉でタルト生地
- 片栗粉でアップルパイ
片栗粉でぷるぷるカスタードプリン
卵2個、砂糖100g、片栗粉大さじ3、牛乳300㏄をすべてボウルに入れて混ぜたら、一度ザルでこします。
粉ゼラチン5gを水でふやかしておき、ザルでこしたカスタード液を500wのレンジで2分30秒加熱したら、一度取り出して全体を混ぜます。
さらに30秒加熱して取り出して混ぜることを3~4回くらい繰り返してカスタードを作ります。
カスタードにバニラエッセンスを適量加えたら、生クリームまたは牛乳250㏄を加えて全体がなじむようにしっかり混ぜます。
水でふやかしておいたゼラチンを500wのレンジで20秒ほど加熱して、混ぜ合わせておいたカスタードに入れてしっかり混ぜたら、型に流しいれて、冷蔵庫で1時間から2時間冷やして固まったらカスタードプリンの完成です。
片栗粉でさくさくタルト生地
オーブンを180度に予熱しておき、薄力粉100gと片栗粉20gをビニール袋に入れてシャカシャカふっておきます。
ボウルに卵1個を割り入れたら、砂糖30g、サラダ油30gを混ぜ合わせて、ふっておいた片栗粉と薄力粉を加えて、ゴムベラで切るように混ぜていきます。
手で生地をまとめたら、ラップをしいて生地を置いてその上からさらにラップをかけて型より1.5㎝ほど大きくなるように、麺棒で生地を伸ばしていきます。
上のラップをはがして型にしいたら、手で抑え込むように型と生地を密着させて、型からはみ出した生地は切り落として、ラップをはがしてフォークで数か所穴をあけて生地が膨らむのを防ぎます。
180度で予熱しておいたオーブンで10~15分焼いたらタルト生地の完成です。
片栗粉を使ったタルト生地は軽いのでカスタードクリームやチョコレートなどがよくあいます。
片栗粉でとろとろアップルパイ
片栗粉小さじ1を水で溶いておき、オーブンは200度に予熱しておき、冷凍パイシートは常温に戻しておきます。
りんご2個を1㎝角に切り鍋に入れたら、バター20g、砂糖15gを入れて弱火で煮込みます。
りんごが全体的に茶色くなりくったりしてきたら、水で溶いた片栗粉を入れてとろみをつけたらパイの中身の完成で、しっかり冷ましておきます。
冷凍パイシートを綿棒に打ち粉をしてのばしていき、パイシートの半分に中身をしいたら、卵黄をパイシートの周りに薄く塗って、中身がのっていない部分で蓋をするように閉じます。
フォークでパイシートの周りを押し付けて閉じていき、200度のオーブンで30分焼いたら完成です。
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コーンスターチがなくても代用の片栗粉で作れるお菓子
コーンスターチがないときの代用で片栗粉を使って、ケーキやクッキーもおいしくできるので、ここで作り方を紹介いたします。
片栗粉でできるチーズケーキやクッキーの作り方
- 片栗粉で作るチーズケーキ
- 片栗粉で作るクッキー\\
簡単混ぜるだけ!片栗粉でチーズケーキ
オーブンを150度に予熱しておき、型にクッキングシートをしいておきます。
室温に戻しておいたクリームチーズ200gをボウルに入れて全体をなめらかになるまで混ぜたら、砂糖50g、生クリーム100mlを入れて混ぜ合わせ、レモン汁小さじ1、卵1個、片栗粉大さじ1を加えてしっかり混ぜていきます。
土台になるクッキーなどをビニール袋に入れたら麺棒で細かく砕いていき、牛乳大さじ1を混ぜて全体にしっとりさせたら、型にしきつめていきます。
土台の入った型に、混ぜ合わせたクリームチーズを流し込み、予熱しておいたオーブンの天板に水をはり、型を置いて150度のオーブンで40分湯煎焼きにします。
串をさしてみて生地がベタっとついてこなければ完成で、生地が焼き縮みしないように型を軽く叩きつけておきます。
冷えたら型から取り出して、焼き立てはふるふるしていておいしいですが、1日置くと身がつまった感じでまた違う食感が楽しめます。
片栗粉でサクサククッキー
片栗粉50g、ベーキングパウダー大さじ1/4、砂糖30gをあわせてふるっておきます。
卵1個をときほぐしたら、大さじ1~2をふるっておいた片栗粉に少しずつ加えて混ぜていきます。
生地を1㎝くらいの大きさに丸めて、クッキングシートの上に生地がくっつかないように間隔をあけて並べたら、600wのレンジで2~3分加熱したら完成です。
焼き上がりはとても熱いので、レンジから出したら触らずにそのまま冷めるのをまちましょう。
卵1個を全部使うと生地がゆるくなり、しっとりしたクッキーになりますが、少量であれば形がまとまりやすくサクサクしたクッキーになります。
コーンスターチと片栗粉の違いについて
なぜコーンスターチの代用で片栗粉が使えるのか?その理由について調べてみました。
コーンスターチと片栗粉の違い
コーンスターチはとうもろこしのでんぷんで、片栗粉はじゃがいものでんぷんで種類は違いますが、同じでんぷん質です。
その為揚げ物に使ったり、焼き菓子に使ったり、それぞれを代用として使うことができます。
コーンスターチと片栗粉のとろみについて
コーンスターチは温度が下がっても粘度を保てるので、プリンなどに適しているのに対して、片栗粉は温度が下がると粘度が低下するため、温かいうちに食べるあんかけ料理に適しています。
また、片栗粉はとろみをつけると透明になるのに対して、コーンスターチはとろみがついても透明にはならないので、料理の仕上がりの見た目に差がでてきます。
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180906-124011.png”]代用の片栗粉でもちゃんとプリンやパイまで作れるなんて知らなかったわ!おいしくできるなら、これからはコーンスターチを買い忘れてもあきらめずにプリンを作ることができるわ![/ふきだし]
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180908-111334.png” from=”right”]コーンスターチの代用として片栗粉が使えるのは同じでんぷん質だったからなのね!クッキーも簡単に作れるし、早速片栗粉を使ったお菓子作り挑戦してみましょう![/ふきだし]
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