カレーは家庭料理の中でも人気メニューですよね。
市販のカレールーを使うと簡単ですが、味が固定されがちです。
カレー粉は、スパイスと小麦粉で簡単に作れるんです!
手作りカレールーは保存もできますよ。
スパイスと小麦粉を使ったカレー粉の作り方や、そのカレー粉を使ったカレー料理の作り方をご紹介します!
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180906-124011.png”]カレー粉って、自分で簡単に作れるのかな?どんなスパイスが要るのかな?[/ふきだし]
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180908-111334.png” from=”right”]作り方を見たら、そんなに難しくないことがわかるわよ!スパイスをうまく配合すれば本格的な味のカレーになるから、さっそく作り方を見ていきましょう![/ふきだし]
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手作りでカレールーはできる?どんなスパイスを使うの?
市販のカレールーを買わなくても、カレールーは手作りすることができます。
カレーにはスパイスが欠かせませんよね。
スパイスは、それぞれカレーに香りや色、辛みをつけているんです。
香りをつけるスパイスは?
カレーのにおいは、とても食欲をそそりますよね。
いくつかのスパイスが混ざることで、独特のエスニックな香りを出しているんです。
クミン | カレー粉の主原料で、エスニックな香り。 |
コリアンダー | 甘くさわやかな香り。 |
シナモン | お菓子などの香りづけに使われる。 |
クローブ | 肉の臭み消しに使う、強い香りを持つ。 |
ローレル | 月桂樹のことで、さわやかな香り。 |
オールスパイス | 単品のスパイスで、シナモン、クローブ、ナツメグを混ぜたような香りがする。 |
カルダモン | さわやかな刺激性の香り。 |
ガーリック | にんにく。うまみと香りが出る。 |
臭み消しに使われるようなスパイスもあります。
入れすぎると刺激的すぎる場合もあるので、カレー粉を作るときは分量を守ってくださいね。
色をつけるスパイスは?
カレーの色はご存知の通り、黄色です。
黄色を出しているスパイスは、ターメリックです。
ターメリック | うこん。カレーの黄色い色をつけるスパイス。 |
うこんに含まれるクルクミンは、肝機能改善や解毒に効果があり、二日酔いに効果があることで有名ですよね。
このクルクミンが、黄色い色素成分なのです。
辛みをつけるスパイスは?
カレーは、単純に辛いだけでなく、深みのある辛さがありますね。
辛さは次のようなスパイスを入れることで調節できますよ。
ジンジャー | しょうが。 |
ホワイトペッパー | コショウ。 |
カイエンペッパー | とうがらし。 |
カイエンペッパーはとうがらしなので、少し入れるだけで辛くなります。
お子様のカレーには入れなくて良いでしょう。
辛いのが苦手な方は、入れすぎに注意してくださいね。
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カレー粉をつくるとき、スパイスの分量は?
スパイスは、バランスよく組み合わせましょう。
パウダーならそのままでOKですが、ホールのスパイスであれば、すりばちで細かくすりつぶします。
7種のスパイスで、簡単にカレー粉を作る分量をご紹介します。
クミン 大さじ8
ターメリック 大さじ3
コリアンダー 大さじ4
カルダモン 大さじ4
シナモン 小さじ2
ナツメグ 小さじ2
カイエンペッパー 小さじ1/2
最初は分量を守って、慣れてきたらお好みで調節してください。
スパイスで味を調節するにはどうすればいい?
スパイスの分量を調節して、自分好みのカレー粉を作りたいですよね。
インド風にしたいときは、クミンやコリアンダーを多く入れると、エスニックな味が強くなります。
また、ガーリックを多めに入れると、うまみと香りが増しますよ。
まろやかにしたいときはターメリックを多めにしてください。
甘口のカレーを作るときは、辛みであるカイエンペッパーは入れなくてOKです。
スパイスの準備ができたあとは?
スパイスの準備ができたら、いよいよ自家製のカレー粉を作ります。
- フライパンにスパイスを入れて、火にかける。
- スパイスを焦がさないよう注意し、弱火でじっくり炒る。
- スパイスの香りがたってきたら、火を止める。
粗熱をとり、密閉容器に入れておきましょう。
1ヶ月ほど熟成させると、バランスの良い味になるのでオススメです。
これで、カレー粉は完成です!!
手作りのカレー粉を使った、カレーの作り方は?
カレー粉ができたら、さっそくカレーを作ってみましょう!
小麦粉(薄力粉)を使えば、簡単にできます。
その他は、いつも通りのカレーの作り方でOKですよ。
手作りカレー粉で、美味しいカレーの作り方!
まず材料を準備します。
お好みの具材を追加してくださいね。
玉ねぎ(みじん切り)中1/2コ
玉ねぎ(くし型切り)中1コ
じゃがいも 1コ
にんじん 1コ
サラダ油 大さじ2
水 700ml
固形コンソメ 1コ
塩 小さじ1サラダ油 大さじ2
小麦粉(薄力粉) 大さじ4
手作りカレー粉 大さじ2
作り方はいつものカレーとほぼ変わりません。
- 鍋にサラダ油を大さじ2ほど入れたら、必ず玉ねぎがきつね色になるまで炒める。
- 豚肉を入れて色が変わったら、にんじん、じゃがいもなどの野菜を加えて炒める。
- 水、コンソメを入れてあくを取りながら煮込む。
- フライパンにサラダ油大さじ2と小麦粉を入れ、焦がさないように炒める。
- 火を止めてフライパンを冷まし、カレー粉を入れて混ぜ、カレールーを作る。
- 鍋の煮汁を数回に分けながらフライパンに入れ、カレールーをのばす。
- ルーを鍋に入れて溶かし、味をととのえたら完成。
小麦粉は焦げやすいので注意が必要ですが、その他は難しいことはないですね。
キーマカレーを作るなら、カレー粉を材料にそのまま振り入れればOKです。
手作りのカレールーの作り方は?
カレー粉ができたら、そのまま使うこともできますが、カレールーをつくっておくと便利です。
小麦粉200グラム、バター100グラム、はちみつ大さじ3を用意してください。
- フライパンでバターをとかす。
- 小麦粉を加え、バターと混ぜながら焦がさないように加熱する。
- とろみがついたら、自家製のカレー粉を入れる。
- 弱火で水分を飛ばしたら、はちみつを加え、全体がまとまったら火を止める。
- 型に入れて冷ましたら、適当な大きさに切っておけば完成。
カレールーにしておけば、いつでも市販のカレールーと同じように使うことができます。
手作りのカレールーを保存するには?
手作りしたカレールーは、粗熱をとって密閉容器に入れて保管しましょう。
冷蔵庫なら2〜3週間は保存できます。
より長く保存したい場合は、冷凍庫に入れてください。
小分けにして冷凍しておけば、使いたい分量だけ取り出せるので便利ですよ。
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180906-124011.png”]カレーをカレー粉から作るなんて大変そうと思っていたけど、基本のスパイスを覚えてしまえば、私でも簡単に作れそう![/ふきだし]
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180908-111334.png” from=”right”]自分で作ったカレー粉なら、ヘルシーですね![/ふきだし]
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