イタリア料理には欠かすことのできないバジルですが、なかなか使いきれないので冷凍保存できると助かりますよね。
しかし、冷凍するときは葉と茎を分けたほうが良いのか、どのくらいの期間保存できるのか、いろいろと気になることがありますよね。
そこでバジルを冷凍して保存する方法を調べてみました。
また、バジルは冷凍保存以外にも生のまま冷蔵庫に保存したり、乾燥させて保存したりといろいろな方法で保存できるので、合わせて調べてみました。
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180906-124011.png”]バジルって香りが好きでよく使うんだけど、使いきれなくて無駄にしちゃうのよね。[/ふきだし]
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180908-111334.png” from=”right”]そうよね。冷凍保存なら日持ちしそうだし助かるわよね。実際にはどのくらいもつのかしら?[/ふきだし]
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バジルを冷凍して保存しよう!
バジルを選ぶときは葉の色が濃くて、張りのあるものを選ぶと良いですよね。
でも、なかなか使いきれずに残ってしまうことも多いので、せっかく良い状態のものを選んだのに冷蔵庫にしまっておいたら葉が黒くなってしまった、なんてこともよくあると思います。
バジルは寒さに弱いため、何もせずに冷蔵庫にしまうと冷気ですぐ変色してしまうんですね。
なので長期保存したいときは、冷凍して保存することをおすすめします。
バジルは水分にも弱いので、葉は洗わずに汚れをクッキングペーパーなどで拭く程度にしたほうが良いですよ。
バジルを生のまま冷凍して保存する方法
バジルは生のまま冷凍して保存することができます。
クッキングペーパーとフリーザーバッグなどの保存袋があればいいので簡単ですよ。
【冷凍保存の方法】
- バジルは葉だけを摘んで、洗わずに汚れがあればクッキングペーパーなどで落とします。
- 水分が残っていると色が悪くなってしまうのでよくふき取ります。
- 葉をフリーザーバッグに入れ、少し空気で膨らませた状態で閉じて冷凍庫へいれます。
- 葉を刻んでからフリーザーバッグに入れて冷凍してもOKです。
冷凍した場合の保存期間はだいたい1ヶ月くらいです。
凍らせたバジルは解凍はせずに凍ったまま料理に使いましょう。
そのままピザやパスタなどのトッピングにのせたり、使う分を手で握ると簡単に粉々になりますのでふりかけても良いですね。
ジェノベーゼにしてから冷凍保存する方法
バジルをジェノベーゼに加工してから冷凍しても良いですね。
ラップやフリーザーバッグに薄く板状にして凍らせると、使う分だけ割って使えるので便利です。
また、製氷皿に小分けにして凍らせても良いですね。
この場合の保存期間もだいたい1ヶ月くらいです。
もちろん、冷蔵でも保存できますが、冷蔵の場合の保存期間は10日くらいです。
【ジェノベーゼの作り方】
材料
- 生バジル ……………………… 40~50g
- 松の実 ………………………… 30g
- くるみ ………………………… 20g
- にんにく(みじん切り) …… 大2かけ分
- 粉チーズ(パルメザン) …… 30g
- オリーブオイル ……………… 1カップ
- 塩 ……………………………… 小さじ1/3
- 粗びき黒こしょう …………… 少々
作り方
- 松の実とくるみはフライパンに入れて、フライパンを揺すりながら、香りが立つまで中火で煎ります。
- バジルは葉だけを摘んで、洗わずに汚れがあればクッキングペーパーなどで落とします。
- すべての材料をミキサーに入れ、完全になめらかに混ざり合うまで、3~4分かけます。
- なめらかになったら完成です。
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冷凍保存以外の保存方法は?
冷凍保存以外にもバジルを保存する方法がありますのでいくつかご紹介します。
冷凍も含めて、自分に合った方法を見つけたいですね。
生バジルを常温で保存する方法
茎がついたままなら、常温保存も可能ですよ。
水を入れたコップに茎を差して置いておけば1週間ほど持ちます。
この時、葉が水につかないように気を付けて、茎の2/3ほどを水に浸けるようにします。
コップの水は毎日取り替えますが、くれぐれも葉は濡らさないようにしてください。
生バジルを冷蔵庫で保存する方法
冷蔵庫で保存する場合は、バジルの葉を濡らしたクッキングペーパーで包んで保存容器などに入れて、野菜室で保存します。
保存期間は約1週間です。
また、常温保存のようにコップに差した状態で、冷蔵庫に保存しても良いですね。
ただし、バジルは冷気に弱いので、保存袋などをかぶせて密封して野菜室にいれると良いでしょう。
毎日水を交換すれば、1週間ほど保存できます。
乾燥バジルにして保存する方法
バジルを乾燥させて保存することもできますよ。
この場合、保存期間は約半年ほどです。
【乾燥バジルの作り方】
- バジルは葉だけを摘んで、洗わずに汚れがあればクッキングペーパーなどで落とします。
- お皿にクッキングペーパーを敷いて、葉が重ならないように並べます。
- 電子レンジで1分くらい加熱しますが、時間は電子レンジによって調整してください。
- 乾燥して茶色くなったら一度電子レンジから取り出します。
- 取り出したバジルをミルやすり鉢などで細かくして、再びクッキングペーパーの上にのせます。
- 再び電子レンジで30秒から1分くらい加熱します。
- 完全に乾燥したら消毒済みの容器に入れて保存します。
バジルオイルにして保存する方法
ニンニクや鷹の爪と一緒にオリーブオイルに漬けてバジルオイルとして保存しておくと、サラダやパスタなどに使えて便利です。
香りが移ったら、バジルの葉は取り除いたほうが良いようです。
保存期間は1ヶ月が目安です。
ジェノベーゼにして冷蔵庫で保存する方法
ジェノベーゼは冷蔵庫で保存することもできますよね。
冷蔵の場合の保存期間は10日くらいです。
ジェノベーゼの作り方は冷凍保存する方法にご紹介していますので、そちらを参考にしてくださいね。
保存期間の目安は?葉と茎はわけるの?
それぞれの保存方法ごとの保存期間と葉と茎をわけるのかどうかを表にまとめましたので、参考にしてください。
茎は水を吸わせるのでなければ、料理にはあまり使わないので除いた方が良さそうですね。
基本的には葉と茎はわけるほうが良いようです。
保存方法 | 保存期間 | 茎の有無 |
冷凍(生) | 1ヶ月 | 葉のみ |
冷凍(ジェノベーゼ) | 1ヶ月 | 葉のみ |
常温(生) | 1週間 | 茎あり |
冷蔵(生) | 1週間 | どちらでも |
冷蔵(ジェノベーゼ) | 10日 | 葉のみ |
乾燥 | 半年 | 葉のみ |
バジルオイル | 1ヶ月 | 葉のみ |
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180906-124011.png”]生のままでも簡単に冷凍できるのね。1ヶ月あったら使いきれるわ![/ふきだし]
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180908-111334.png” from=”right”]そうね。ジェノベーゼにしても良いし、ほかの方法も試してみたいわ。[/ふきだし]
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