メープルシロップは、カナダのお土産の定番ですよね。
現在では広く知られているメープルシロップですが、あまり歴史は知られていませんよね。
また、メープルシロップをカナダのお土産として買うときには、グレードaのブランドや種類もチェックが必要ですよ!
メープルシロップの歴史や、グレードaのブランド、種類をご紹介します!
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180906-124011.png”]メープルシロップって、どれも同じじゃないの?[/ふきだし]
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180908-111334.png” from=”right”]メープルシロップは、種類分けがされていて、グレードaという等級もあるみたい。でも、どんなちがいがあるのかしら?[/ふきだし]
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メープルシロップとは?
メープルシロップは、メープル(カエデ)の樹液を煮詰めてできる食品です。
カナダ南東部や、アメリカ北東部など、ごく一部の地域でつくられています。
世界のメープルシロップの78%はカナダで生産されたものです。
カナダからメープルシロップを輸出している先は63カ国で、日本への輸出量は世界第3位なんです!
カナダ産メープルシロップの品質は?
カナダ産のメープルシロップは、以下のような厳しい基準をクリアしたものです。
- シュガーブッシュ(サトウカエデの木立)の維持、整備
- カエデの樹液の採取から、シロップへの加工
- シロップから派生品の製造
どのメープルシロップを買うのか迷ったときは、純粋なカナダ産を買えばまちがいないでしょう。
カナダ産のメープルシロップの商品表示
原産国:カナダ
原材料名:「カエデ樹液」「メープルシロップ」「楓糖液」
お土産として購入するときは、しっかり確認したいですね。
メープルシロップのグレードaって?
食用として売られているメープルシロップは、すべてカナダグレードaに属します。
グレードaは、100%カエデの樹液を煮詰めたものであり、沈殿物がなく、一定の色調であることなど、品質について厳しい基準があるんです。
品質基準に満たないメープルシロップは、加工食品用として使われています。
メープルシロップは、樹液の採取時期によって色や風味が異なるので、この中でも種類分けがあります。
メープルシロップの種類分け
メープルシロップには種類があり、採取時期が早いものほど高級とされます。
以下のように種類分けされています。
味 | 特徴 | |
ゴールデン(Golden) | デリケートテイスト(delicate taste) | 色は淡く、風味はデリケート。採取時期がもっとも早い樹液でつくられている。 |
アンバー(Amber) | リッチテイスト(rich taste) | ゴールデンのあとに採取される樹液からつくられる。こはく色。市場にもっとも多い。 |
ダーク(Dark) | ロバストテイスト(robust taste) | アンバーよりあとに採取される樹液からつくられ、メープル独特の風味がある。 |
ベリーダーク(Very Dark) | ストロングテイスト(strong taste) | 採取時期の最後に採取される樹液からつくられる。値段はもっとも安い。 |
早めに採取される樹液は糖度が高く、あとになると糖度が下がっていきます。
糖度が高めのゴールデンやアンバーは、パンケーキやお菓子に合います。
ダークやベリーダークは、肉や魚料理に合うと言われています。
最高級のメープルシロップはどれ?
メープルシロップで最高級なのは、ゴールデンです。
一番色が薄く、味がデリケートなものが、メープルシロップの最高級品ですが、最高級のものでも、その風味が自分の好みでなかったら美味しくないですよね。
種類分けを参考にして、自分の好みのメープルシロップを発見することが重要です。
グレードaのブランドは?
メープルシロップは、日本でも人気があります。
カナダのお土産として喜ばれますが、現在はネット通販でも手軽に買えますよね。
例えば、以下のようなブランドがありますよ。
- CITADELLE(シタデール)
- Cadeau du Quebec(カド デュ ケベック)
- Maple Terroir(メイプルテルワー)
未開封のメープルシロップであれば、常温で、賞味期限は2~3年と言われます。
開封後はカビが生える可能性があるので、冷蔵庫に入れていても早めに使い切ってください。
メープルシロップの歴史は?どう受け継がれて現在にいたるの?
メープルシロップは、1500年代から何世紀にも渡って受け継がれてきたものです。
北アメリカの先住民が、春にサトウカエデから流れ出るメープルウォーター(サトウカエデの樹液)を集め、土鍋で煮詰めてメープルシロップを作ったのが始まりと言われます。
この先住民が行っていた製法が、1600年代に入植してきた現在のカナダ人の祖先たちに伝わりました。
メープルシロップがお土産として喜ばれる理由は?
メープルシロップは生産コストと労働時間を削減しつつ、受け継がれてきたと言えます。
昔は、木にバケツをつけて樹液をため、樹液を煮詰める家まで運んでいました。
現在では施設も大規模になり、チューブで直接工場に運んでいます。
40リットルの樹液を煮詰めても、できるのはたった1リットルなんです。
貴重で美味しいメープルシロップなので、お土産として喜ばれているんですね♪
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180906-124011.png”]メープルシロップに種類があるなんて知らなかった!お土産で買うときはチェックしなきゃ![/ふきだし]
[say img=”https://min-to.net/wp-content/uploads/2018/09/20180908-111334.png” from=”right”]メープルシロップの最高級品がどれなのか知った上で、相手の好みに合ったものを買うのが良いわね![/ふきだし]
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